・アフィリエイト広告を出稿するまでの手順が知りたい
・メディアに選ばれやすくなる方法が知りたい
本記事は上記のような悩みを抱えている方に向けた記事となっております。
アフィリエイト広告への出稿は手順も複雑で、設計が難しいというイメージを持っている方も多いかと思います。
ですが、メディアを活用して第三者目線でのPRができる非常に魅力的なWEB広告ですので、少しでもアフィリエイト広告に興味がある方は出稿してみることをおすすめします。
今回はマーケティングやプロモーション担当者の方に向けて、アフィリエイト広告の出稿手順から、メディアに選ばれるポイントについて解説をしていきたいと思います。
アフィリエイト広告を出稿するまでの手順
本題のアフィリエイト広告を出稿するまでの手順について解説していきます。
アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告とは、WEB広告と言われるプロモーション方法の1種です。
メディア(=媒体、アフィリエイター)が作成したブログや比較サイト、SNSなどに掲載されている広告をクリックしたのち、広告主サイトのサービス・商品に対し申込み・購入といった特定のアクションを行うことで成果が発生します。広告主はその成果に応じてASP経由でメディアに報酬を支払う流れとなっています。
アフィリエイト広告は、「成果報酬型」で「第三者訴求」ができるインターネット広告です。
広告の表示やクリックではなく成果報酬型の課金形態となるため、コストをコントロールした運用が可能です。そのため知名度の高い大手企業のサービスから、リリースして間もない新サービスまで、幅広い広告主にとって導入しやすい広告といえます。
出稿までの流れ
アフィリエイト広告を出稿するまでの流れは以下の通りとなります。
- ASP選定
- アカウント登録
- 出稿審査
- プログラム初期設定
- 入金・最終確認
- 出稿開始
アカウント登録完了から実際の出稿開始まではおおよそ2週間~1か月程度の期間がかかります。
Google広告やSNS広告同様、広告出稿にあたっての審査がありますので、LPやサイトの表記に問題が無いか簡単に確認しておくとベストです。
審査が完了すると、次にASPのアカウント担当に相談しながら、プログラムの初期設定を行います。
成果報酬額や成果の承認条件、広告素材の登録など、メディアから選ばれやすいプログラムを提供するためにプログラム初期設定は入念に行いましょう。
ASP選定方法
アフィリエイト広告への出稿にあたってのASP選定は最初の重要なポイントです。
アフィリエイト広告の仕組み自体に違いはありませんが、出稿している広告主、登録しているメディア、そしてASPの運用方針や強みとしているポイントなど、それぞれのASPによって特徴があります。
出稿を決めたASPが自社の商品やサービスと相性が良くなかった、ということも起こり得ますので、ASP選定は非常に重要となります。
ASPを選定する際に確認しておきたいポイントは大きく3つです。
- 得意なジャンル
- 運用実績
- メディアからの評価
得意なジャンルと運用実績の有無についてはASP担当者に必ず確認を行いましょう。
各ASPのホームページから資料請求や申込みを行うことができますので、一度打ち合わせを打診してみると良いかと思います。
また、アフィリエイト広告はメディアに掲載されて初めて効果が得られる広告です。
出稿したけどメディアと提携できない、そもそもメディアの数が少なかったということであれば、お金を払って出稿している意味がありません。
下記記事にて主要ASP8選の比較を行っていますので、ASP選定の参考にしてみてください。
ASPごとの特徴や出稿にあたっての費用など解説しています。
メディアに選ばれるポイント【アフィリエイト広告出稿前にチェック】
次にアフィリエイト広告への出稿を行ううえで非常に重要な、メディアに選ばれるポイントについて解説していきます。
広告出稿までの流れでプログラム初期設定を行いますが、設定内容が甘いとメディアが提携してくれないという事が起こり得ます。
せっかく自社に適したASPを選定したにも関わらず、メディアに選ばれないまま終わってしまうという広告主様もいらっしゃいますので、下記で紹介しているポイントを理解しておくと良いでしょう。
【1】稼ぎやすさをイメージさせる
【2】書きやすさの土台を整える
メディアに選ばれるポイントは大きく2つあります。それぞれ簡単に解説します。
【1】稼ぎやすさをイメージさせる
一点目は「メディアに稼ぎやすさをイメージさせる」です。
メディアは広告主の商品やサービスを販売して初めて収益を得ることができます。
収益が発生しづらいアフィリエイトプログラムだと思われてしまったら、メディアは提携をしてくれません。
メディアも自らの時間を費やしてサイト作成を行っていますので、労力に見合わないと判断したら執筆をやめてしまいます。
メディアの収益性を図る方程式があります。
収益性を高めるには下記ポイントを意識しましょう。
①魅力的な成果報酬を設定する(報酬的観点)
アフィリエイト広告では、広告主がメディアに支払う成果報酬を自由に設定することができます。
しかし、相場より大幅に低い報酬を設定したり、成果の発生が困難な地点でのアクションの設定を行ってしまうと、収益化が難しいと判断されてしまいます。
報酬額の相場は各ASPの担当者が把握しています。
魅力的な報酬価格を提示できているか不安な場合は、出稿開始前に必ず確認を行うようにしましょう。
②わかりやすい導線にする(CVR的観点)
アフィリエイト広告内での設定だけではなく、広告主サイトについてもメディアはチェックしています。
特に稼いでいるメディアほどCVRを意識する傾向にあり、仮に相場より報酬額が低かったとしてもCVRが高いことを理由に、広告掲載の優先度を上げるメディアもいるほどです。
申込みボタンや購入ボタンがわかりづらい作りになっていたり、エンドユーザーに優しくない導線となっている場合は自ずとCVRも低下します。
いくら魅力的な報酬設定ができていても、購入されなければ意味がありませんので、わかりやすい導線を設計することも意識するようにしましょう。
③成果条件を整える(承認率的観点)
アフィリエイト広告特有の承認率という点も非常に重要です。
承認率とは、アフィリエイト経由で発生した成果のうち、実際にメディアに報酬が支払われる(成果が承認される)割合を指します。
いわゆる成果条件に関するポイントになるのですが、発生した成果がどのような状態となったら成果が確定されるかをメディアに明示する必要があります。
特にサービス系のプログラムの場合は、承認率に影響が無いか意識してみてください。
例)オンライン英会話
A:新規無料体験5,000円
B:新規入会10,000円
※Bは成果地点のハードルが高いので、承認率が低くなる傾向にあります。
「成果報酬額」×「CVR」×「承認率」
3つの指標の掛け合わせで、メディアは収益性を図っています。
【2】書きやすさの土台を整える
二点目は「書きやすさの土台を整える」です。
ここでいう書きやすさの土台とはメディアに自社の商品の魅力を最大限伝えようという意味となります。
メディアも自ら広告主の商品情報をリサーチしますが、他の商品との違いやターゲットが分からない状態になってしまうこともあります。
十分に商品の魅力が伝わらない場合、プログラムと提携はしたものの記事の執筆が難しく、サイト作成を断念してしまうといったことになってしまいます。
書きやすさの土台を整えるために最低限下記の2点は実行しましょう。
①PR文で商品のアピールを明確に記載する
アフィリエイト広告への出稿が開始すると、メディアへ広告主のプログラム情報が公開されます。
プログラム情報には、PR文・成果条件・報酬などが掲載されますが、PR文を活用して商品の魅力をしっかりと発信するようにしましょう。
例)
・セールスポイント
・売れ筋商品/おすすめ商品
・他社との違い
・市場での優位性
・ターゲットユーザー
・販売実績
・他のメディアや媒体での掲載実績
・メディアへのメッセージ
…など
メディアの目線に立ったときに、「このプログラムは熱意を感じるし、とても魅力的だな」と感じてもらえればOKです。
②豊富な情報や素材を提供する
メディアは記事を書く際に、バナー素材やテキスト素材といったサイト誘導のための広告素材を使用します。
広告素材は広告主側で用意する物になりますので、様々なバリエーションの広告素材を用意した方が、メディアが記事を書く際の汎用性が高まるのでおすすめです。
様々な訴求面(キャッチ)がある商品/サービスの場合は、訴求別の広告素材を準備しておくといいでしょう。
PR文に書ききれない情報は、PDFにまとめたりGoogleドライブに保存しても良いので、できるだけメディアが書きやすい状態を整えてあげると、メディアに選ばれやすくなります。
アフィリエイト広告はWEB広告ですが、ある意味アナログな広告です。
広告主とASPとメディアがそれぞれ協力をして成果に繋げていくことが重要になります。
まとめ:アフィリエイト広告出稿、悩んだらまずはASPへご相談!
本記事ではアフィリエイト広告の出稿手順から、メディアに選ばれるポイントについて解説させていただきました。
アフィリエイト広告は年々市場規模も上がっており、様々な業態の企業が活用しています。
成果報酬型でリスクも低く、第三者目線で広告を出稿することができる唯一のWEB広告です。
少しでもアフィリエイト広告に興味がある方は、まずはASPへ問い合わせを行ってみましょう。
A8.netでも、日々広告主様からのお問い合わせを募集しています。
下記リンクから資料請求を行うことができますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき有難うございました。