導入実績は累計26,000社以上。様々な業界、業種の方にご利用いただいております。
他社事例をご参考に、ぜひA8.netを活用してみてください。
拡張性の高い機能と、シンプルな使い心地で47,000店舗以上に利用されている「スマレジ」。基本のレジ機能は無料で使用できることに加え、サービス継続率は99.4 %と、ユーザーから高い支持を得ています。
アクティブ店舗数を右肩上がりで成長し続ける同社。今回はマーケティングご担当の横山様に、A8.netのご感想を伺いました。
本日はよろしくお願いします!
ではまず、「スマレジ」はどのようなサービスか教えてください。
タブレットを使用したクラウドPOSレジの「スマレジ」は2011年にリリースされ、2024年10月時点では47,000店舗以上でご利用いただいています。
また、基本的なレジ機能に加えて、お客様の業種・業態や利用状況にあわせた機能を自由に追加できる「スマレジ・アプリマーケット」を2020年に公開しています。
スマレジ・アプリマーケットとは、具体的にどういったものなのでしょうか?
スマレジ・アプリマーケットは、モバイルオーダーやデジタル会員証、予約管理、EC連携など、業種・業態に特化した約100種類以上のアプリ(サービス)を提供しているプラットフォームです。アプリはスマレジのマイページで、自由に購入・管理をすることができます。
データ活用を元に、店舗運営やマーケティングを効率化したり、煩雑な作業を簡素化することが主な目的ということでしょうか。
はい。例えば飲食店ではモバイルオーダー、デリバリー・テイクアウト、小売では発注管理やECサイト連携、医療では電子カルテ・レセコン管理連携など、業種によって必要な機能が異なります。外部サービスとデータ連携ができるので、データを一元管理し、効果的なマーケティング戦略の立案や在庫管理の最適化が可能になり、データドリブンの経営に役立ちます。
店舗の中で特にメインとしているターゲットや業種はありますか?
小売・アパレル、飲食店、クリニックを中心に、あらゆる業種・業態、1店舗から500店舗以上まで、幅広い事業者様にご活用いただいております。
競合他社との違い、強みを教えてください。
スマレジは、さまざまな外部サービス、キャッシュレス端末や券売機、自動釣銭機などの周辺機器との連携・拡張性に強みがあります。それぞれのお客様の状況に合わせて柔軟に対応できる点は、競合他社との差別化を図る上で、大きなポイントになっています。
「スマレジ」について、認知拡大から購買獲得のフェーズに至るまで、どのような時系列でマーケティング戦略を進め、今に至りましたか?
マーケティング活動においては、各フェーズに応じて複数の施策を展開しています。認知段階では、スマレジ導入企業様にご出演いただくCMの放映や、著名経営者をお招きしたラジオ番組の放送を行っています。さらに、YouTube番組のスポンサーとなったり、野外フードフェスといったイベントに協賛したりするなど、店舗経営者様との接点を幅広く創出するよう努めています。獲得段階ではデジタル広告が主流であり、リスティング広告、アフィリエイト広告、ディスプレイ広告、SNSなどを活用しています。
特にテレビCMやイベント協賛などは費用がかかるイメージがありますが、スマレジのサービス運営のなかで、広告宣伝費を投入して加速させるフェーズに至ったきっかけはありますか?
スマレジが広告宣伝費を大きく投入し始めた主なきっかけは、2031年までに国内POS市場でトップを目指すという明確なビジョンを策定したことです。この目標達成のためには、ブランド認知度の向上と市場シェアの拡大が不可欠だと判断しました。そのため、テレビCMやイベント協賛など、より影響力のある広告手段を積極的に活用するようになりました。
店舗向けサービスならではのお客様の特徴や、インサイトに共通点はありますか?
スマレジはBtoB商材であるため、多くのお客様が導入に慎重な姿勢を示します。そのため、一般的なプロセスとしては、まず資料請求をしていただき、その後お客様の社内で検討が進められることが多いです。
また、資料請求に至るまでには、お客様が多くのサイトや情報源を確認されることが一般的です。このような顧客行動を踏まえ、私たちは早い段階でお客様とのタッチポイントを増やすことが重要だと考えています。
だからこそ、テレビCMやイベント協賛など、認知段階から選択肢の中に入っていく動きをされているのですね。
ラジオやYouTubeなど、実際にお客様からの反響はいかがでしたか?
反響は大きかったですね。お客様と実際お会いすると「CMやYoutube見てます」といったお声を頂き、より深いお話に繋がるきっかけにもなっていると営業担当からも聞いています。
新たな施策実施の判断をする際、特に重視している指標や優先度などはありますか?
主な指標として、リード数、獲得単価、商談数、成約数、売上金額、そしてユニットエコノミクスを使用しています。これらの指標を媒体ごとに集計し、広告投資が売上にどの程度貢献しているかを評価しています。データは日次で更新され、常に最新の数値状況を把握しています。この継続的な分析に基づいて、施策の方向性を決定しています。
アフィリエイト広告を導入した理由を教えてください。
私が数年前にスマレジに入社した当時、試験的にアフィリエイト広告を運用していたものの、本格的な取り組みはされていなかったと認識しています。私自身前職でBtoCのアフィリエイト広告の運用経験があり、その経験を活かせるのではないかと考え、上長に相談したところ、BtoBであるスマレジでも展開してみようということになりました。
横山さんご自身が、過去にBtoCのアフィリエイト広告による成功体験があったということでしょうか?
以前、私はBtoCの企業に勤務しており、高い費用対効果に加え、多くの問い合わせを生み出すアフィリエイト広告の効果を実感していました。この経験を踏まえ、スマレジでも同様の効果が得られるのではないかと考え、アフィリエイト広告の可能性について上長に相談しました。
成功体験があったとはいえ、BtoBでもアフィリエイト広告がうまくいくのか、不安はありませんでしたか?
そのような不安はありませんでした。社内でもアフィリエイト広告の可能性を前向きに捉えてもらい「まずは1回やってみよう」という積極的な姿勢で受け入れてもらえました。また、基本的にアフィリエイト広告は成果報酬型なので、そこまでリスクはないと捉えています。
ありがとうございます。
ちなみに、御社のマーケティングにおいてアフィリエイト広告が担う領域はどこだと考えていますか?
検索面の強化が大きいですね。現在スマレジはPOSレジ一般キーワードのSEO面に強化の余地があります。そのため、提携メディア様がそれらの一般キーワードで上位表示されることで、検索ユーザーの獲得機会を拡大できていると考えています。
また、検索ユーザーがサービスの比較検討を行うなかで、メディア様の記事を読んだ上で流入してくるので、商談率が他の広告媒体と比較しても高い傾向があり、成約に多く繋がっています。
BtoBの場合、資料請求の段階である程度導入先が決まっているからこそ、早いタイミングでお客様にアプローチする必要があるということですね。
そうですね。アフィリエイト広告は認知拡大から売上拡大まで担っていると考えています。
BtoB商材の口コミマーケティングは、一般的なBtoCの口コミマーケティングよりも馴染みが薄い企業も多いかと思います。そうしたなかで、口コミやUGCを重視する理由があれば、教えてください。
私たちとしては、口コミというよりは第三者のご意見を頂ける点を重視していますね。複数のサービスを比較する際に、費用や機能の違いを明確に示していただけるメディアの方がいると、どこが異なるのか・どう違うかを具体的に比較しやすくなりますし、お客様が自身にあったサービスを選びやすくなることが魅力だと考えています。
企業とお客様のニーズを正しくつなぐことが重要なのですね。
A8.netをご導入いただいた理由を教えてください。
A8.netを選んだ理由は二つあります。一つは、私が前職で実際に利用した経験があったこと。もう一つは、登録メディアの数が多いことです。特に後者は、より幅広い層へのアプローチを可能にする大きな魅力でした。
現在はASPを複数社利用させていただいていますが、特に露出先を増やす点においては、A8.netは重要な役割を担っていただいていると考えています。
ASPを選ぶうえで重視していることや、このASPなら続けたいと感じる要素はありますか?
導入当初、いくつかのASP様にお声がけしたのですが、BtoB商材の掲載に消極的な反応が多く、利用開始に至らないケースもありました。そのような状況を受け「BtoB商材でも真剣に取り組んでくれる」という点を第一に、担当者のレスポンスの速さや手数料の条件も考慮し、ASPの選定を進めていきました。
確かにBtoB商材は露出先が少なく難易度が高いといわれますが、それでもなんとかしようとする「熱意」は、コミュニケーションをとる上で重要ですよね。
そうですね。実際に担当者の方とのミーティングの空気感で我々も感じ取れますし、BtoB商材への理解や寄り添っていただく姿勢があるとありがたいです。
スマレジは、主にどのようなアフィリエイトメディアの方から掲載されていますか?
一般キーワードのSEOでの比較記事や、業種に特化した記事が主流で、BtoBに特化したメディア様が目立っています。例えば、POSレジという名称をサイト名に組み込んでいたり、店舗経営に特化したサイト内で「POSレジ」や「決済」といったカテゴリとして、掲載いただいています。
印象に残っている取り組みはありますか?
印象深い取り組みは、提携メディアの方々によるショールーム訪問レポートです。スマレジは東京、名古屋、大阪、福岡にショールームを展開しており、メディアの方々に実際にスマレジを体験いただき、その経験を記事にしていただきました。この取り組みが印象深い理由は、ショールームでの体験を通じてサービスの理解が深まり、より具体的で詳細な紹介記事が作成されたことです。その結果、読者にとってもサービスの解像度が上がり、商談率の高いリード獲得に繋がりました。
メディアの方からショールーム見学や取材希望などがあった場合は、お受けできるように調整しているのですね。
はい、その通りです。メディア様からショールーム見学や取材のご希望を頂いた場合、できる限り柔軟に対応するよう心がけています。
メディアの方への情報共有で意識していることはありますか?
メディア様向けのPR欄では、SEOでどのようなキーワードで作成して欲しいかを具体的に提示していたり、弊社のサービス資料や参考になるリンクを掲載しています。PR文だけでは文字数の制限があるため、資料などを通じてよりわかりやすくサービスの情報を伝えたいと考えています。
A8.net導入後、ユーザー数や売上の増加など数値的な影響・効果は見られましたか?
具体的な数値をお伝えすることは控えさせていただきますが、導入後は順調に売上に貢献しており、ユニットエコノミクス基準も満たし、好調に推移しています。
リード獲得の質としては、他広告と比べていかがですか?
リードの質はいいですね。また件数においても、A8.netは弊社が利用しているASPの中でも上位の成果を上げています。アフィリエイト広告は情報を積極的に探すユーザーとの主要な接点です。ユーザーはこれらの経路でスマレジを知り、資料請求を経て契約に至ります。この段階的なプロセスが高い成約率に繋がっていると考えています。
ありがとうございます!
A8.netのサービスやスタッフの対応についてはいかがでしょうか?
メディア様とのコミュニケーションや掲載交渉など、A8.net担当者の方にはよく対応していただいています。こちらのメールにもすぐご返信いただけるので非常に助かっています。
今後は対象キーワードを店舗経営やDXまで広げるなど、新しいメディア様との提携も増やしていきたいですね。
では最後に、御社にとってA8.netとは、どのような存在ですか?
A8.netはBtoB商材でもすごく熱意を持って取り組んでいただいたので、BtoB企業さんにとっても力強いパートナーになると思います!
貴重なお話を誠にありがとうございました!
今回は株式会社スマレジの横山様に、アフィリエイト広告の導入経緯やA8.netのご感想についてお伺いしました。
BtoBならではの難しさを克服し、商談率の高いリード獲得に繋がっている同社。今後の躍進に目が離せません。
A8.netでは、アフィリエイト広告出稿に関する個別相談も承っております。
皆様からのご連絡をスタッフ一同心よりお待ちしております。
※本記事内の数値や画像、役職などの情報はすべて2024年10月時点のものです。
※2024年10月時点のアクティブ店舗(直近1ヶ月の間に商取引の記録を行った店舗)数
引用元:スマレジ公式サイトより