Webサイトやブログ記事のタイトル・見出しの重要性
SEOの基本であるタイトルは、二つの重要な役割を果たしてくれます。一つは検索エンジンでの上位表示につながること、もう一つは、記事へのクリック率(CTR)を上げるということです。
もちろん、記事の中身あってのタイトルではありますが、タイトルの付け方ひとつでアクセス数に違いが出るといっても過言ではありません。
タイトルの基本

文字数は30~40文字程度にまとめる
検索結果に表示されるタイトル文字数が30~40文字程度ということもあり、多くのサイト運営者が意識しているポイントでもあります。
記事によっては表示されるタイトル文字数が異なる場合もありますが、タイトルが記事内容を簡潔に要約していることが理想的です。
記事のテーマや主要なキーワードを的確に伝えつつ、検索エンジンと読者の両方に配慮したタイトル作りを心がけましょう。

重要なキーワードは前の方に入れる
検索結果の表示を考えた場合、タイトル行頭の左側にキーワードがあると、ユーザーの目につきやすいです。ユーザーの目に留まりやすいと、求める情報がある記事と伝わりやすくなります。ただし、無理やりキーワードを入れると、不自然なタイトルになってしまいます。
記事の種類に応じたタイトル設計をする
記事が商品やサービスの紹介なのか、複数の商品やサービスの比較なのかによって、タイトルの構成は異なります。
商品やサービスを紹介する記事では、紹介する商品やサービスの単語のみではなく、興味を引くキーワードや、商品やサービスの特徴が分かるようなタイトル作りを心がけましょう。
一方、比較やランキング記事では商品名は入れず、何を基準に比較しているのかが分かるようにします。いずれの場合も、読者がタイトルを見て記事の内容を具体的にイメージできることが重要です。
例商品・サービス紹介の記事の例
悪い例

「英会話アプリ○○を使用したレビューを紹介」
良い例

「英会話アプリ○○を3か月使ってみたレビューと効率的な使い方を紹介」
良い例のタイトルは、実際の使用経験に基づく具体的な感想や評価が含まれているため、読者の参考になる情報が得られそうだとイメージできます。
例比較・ランキング記事の例
悪い例

「英会話アプリの○○と○○を徹底比較」
良い例

「英会話アプリのおすすめ5選!レッスン内容と月額料金で比較」
良い例のタイトルは、比較する商品の数や比較の基準が明確なため、客観的な判断材料が得られそうだとイメージできます。
上記例を参考に、掛け合わせるキーワードや、言い回しを工夫してみましょう。
見出しを使うことのメリット
見出しのあり、なしで読みやすさは大きく違います。見出しには、読者とサイト運営者の双方にもメリットがあり、情報を整理する役割も持つので意識して使ってみましょう。
比較をしている段落なのか、おすすめする理由を述べている段落なのかなど、見出しが設定されていないと分かりにくくなってしまいます。
特に商品やサービスの場合は、結論を早く知りたい読者、熟読してから判断したい読者など傾向が異なるため、見出しを設定しておけば、どの段落にどの情報が記載されているのか即座に判断しやすくなるため、離脱を防止することもできます。
見出しなし
見出しあり
- 読者のメリット
- この記事が何を伝えようとしているのか、タイトルと見出しを読むだけで内容を理解することができる。
- サイト運営者のメリット
- 見出しを作ることで、情報を整理するとともに、SEO施策としても有効的。
見出しタグを使おう

左の画像はよく目にする記事を書く画面(ビジュアルモード)ですが、テキストモードで見出し部分を見ると、
<h2> プログラムと提携してみよう!</h2>を確認できます。
この<h2>~</h2>が見出しタグになります。
見出しタグには<h3>や<h4>といった下位レベルのタスクもあります。より小さいタスクを使うことで、記事の構造をより細かく整理できます。例えば、以下のように使うことができます。
- <h2>主要なトピック(大見出し)
- <h3>各セクションの概要(中見出し)
- <h4>詳細なポイント(小見出し)
商品やサービスの紹介記事に当てはめてみると以下のような見出しタグがでっけいできると思う。
- <h2>格安SIM〇〇のメリット</h2>
- <h3>通信速度が速い<h/3>
- <h4>時間帯別の通信速度</h4>
この囲われた部分が検索エンジンに重要な部分であるとアピールすることができます。見出しタグを使って訴求ポイントを記事内に上手く入れ込んでみましょう。
※見出しに装飾をつけたい場合は、HTMLの編集が必要になります。
- 記事の書き方