アフィリエイトで成果を出すためのブログやサイトへの広告の貼り方
アフィリエイトで成果を出すためには、ブログやサイトに貼っている広告をユーザーにクリックしてもらう必要があります。
本記事では、これを踏まえた上で、さらにアフィリエイト広告をクリックされやすくするための貼り方などについて解説いたします。
なお、広告を貼るまでの手順や貼り方については「アフィリエイトリンクの種類を紹介!リンク作成やバナーの貼り方のポイントは?」をご覧ください。
もくじ
アフィリエイト広告がクリックされやすい掲載場所
アフィリエイト広告を掲載する際には「どこに、どんな広告を貼るか」に注意しなければなりません。
記事本文から自然に広告への導線をつくることが、効果的な広告の貼り方のポイントです。
ユーザーが広告をクリックするのは、何らかの行動を起こそうとしたときにそれに適したリンクが表示されるタイミングです。
例えば、ユーザーが課題を抱えていたり、解決策を求めていたり、次の行動に迷っているときに、それを解決するリンクがあればクリックされるでしょう。
つまり、アフィリエイトリンクはユーザーの問題やニーズに対する解決策や選択肢として掲載するのが効果的です。
具体的には以下のような場所があります。
商品紹介の直後
一般的に効果的とされているのが、商品紹介の直後です。
ユーザーが紹介文を読んだことで商品に興味を持ち、「もっと知りたい!購入したい!」という気持ちになった時に、広告をクリックします。
ほとんどのユーザーは記事で知りたい情報を得たら、ページを離脱してしまいます。
ユーザーがページを離脱してしまう前に、詳細情報に遷移する広告を配置して囲い込みましょう。
ユーザーの関心が高いうちに適切な広告を目にすれば、わざわざユーザー自身が商品を検索し直す手間も省けるため、クリックされやすいでしょう。
例えば、ネット回線をテーマにしたサイトの場合に、「安いネット回線ランキングBest5」という記事を書いたとします。
このランキング記事では、当然第1位~第5位のサービスが紹介されますが、記事を読む際に読者は第1位の商品が何かを知りたくなると想像できます。
そこで、第1位のネット回線について本文で説明した直後に該当するネット回線の広告を入れると、サービスの詳細情報に興味を持ったユーザーが広告をクリックしやすいと予想されます。
有益となる情報の直後
商品紹介の後と同様に、クリックされやすい位置は有益な情報の直後です。
例えば、初回購入特典や期間限定キャンペーンなど、ユーザーが即座に購入や申し込みをしたくなるような情報の下に、詳細へのリンクを配置すると効果的です。
商品の説明だけでなく、具体的な行動を促すことでクリック率が高まります。
商品説明の途中やページの最初
商品説明が長くなり、ブログやサイトのページが長くなる場合、商品説明の途中や記事の最初に広告リンクを設置するのも効果的です。
理由としては、記事を読む前からある程度その商品やジャンルに興味があるユーザーの場合、早々に行動を起こしたいと思っている場合があるためです。
もともと興味がある状態であれば、商品説明を読んで興味を深めるというよりも商品紹介されていること自体に安心し、行動が喚起されてクリックすることもあるのです。
また、ページの最初はとても目立つので、記事を読む前から意識されやすい掲載場所であるといえます。
自然に広告誘導をすることと合わせて、わかりやすい場所にも広告を配置しておきましょう。
ページの最後
多くのユーザーがページの途中で離脱し、最後まで読んでいるわけではありません。
その中で記事を最後まで読むということは、それだけ興味・関心が高いユーザーである可能性が高いといえます。
このような興味・関心の高いユーザーに向けて紹介した商材の広告をページの最後に改めて掲載しておきましょう。
ページの最後に広告があることで、再度効果的なアプローチができます。
クリック率を上げるアフィリエイト広告の貼り方
クリック率を上げるには、広告リンクの掲載場所が肝心ですが、適切な場所に掲載されていてもユーザーの目に留まらないと意味がありません。
そのため、設置場所と同様に視認性を上げる工夫も取り入れなければいけません。
広告リンクよりも商品リンクを使う
広告主の指定するバナーやテキストリンクを使う広告リンクではなく、商品画像や自作のテキストなどを使用できる商品リンクはユーザーの注目を集めるのに効果的です。
広告主側が用意した広告だと既視感があったり、広告感が強く出てしまっていたりすることからクリックされにくい場合があります。
商品画像などを用いてオリジナルの広告を作成すれば、そのようなことが回避でき、クリックされやすくなるでしょう。
ただし、自作のテキストを使用する場合には、誇大広告にならないよう、表現に注意してください。法律関連の禁止事項も事前に必ず確認しておきましょう。
また、広告主が指定する広告リンクの場合、遷移先も固定となっています。
そして、そのほとんどの遷移先が広告主のサイトのトップページやランディングページになっており、ユーザーが遷移後に改めて対象の商品を探さなくてはなりません。
この探すという行為が、ユーザーにとっては負担となり、サイト離脱の原因に繋がります。
そこで、商品リンクを使うことで広告主側が用意した遷移先ではなく、対象の商品ページなどに直接遷移できるように指定したリンクを作成することで、クリック後のユーザーの行動も喚起しやすくなります。
デザインだけでなく、許可されているURL内であれば遷移先も自由に決められる商品リンクの方がクリック率も上がり、成果も出しやすいことが予想されます。
もし、現在成果が出ていない広告リンクのうち、商品リンクが使用できるものがあれば、試しに切り替えてみるのもおすすめです。
なお、商品リンクと広告リンクについては「アフィリエイトリンクの種類を紹介!リンク作成やバナーの貼り方のポイントは?」をご覧ください。
テキストリンクは青色・太字にする
広告リンクでテキストリンクを使用する場合、そのまま使用せずに青色・太字にすることでリンクであることをわかりやすく明示すると良いでしょう。
一般的にリンク部分は青色が使用されていることが多く、すでにユーザーに青文字がリンクであるという認識が広まっているためです。
テキストリンクを目立たせるために青以外の文字色を使用すると単なる装飾だとみなされ、リンクだと気づかない可能性があり、逆効果となってしまう場合があります。
テキストリンクは、青文字にし、さらに太字にするとよりわかりやすくなるでしょう。
アフィリエイト広告をさらにクリックされやすくするために
アフィリエイト広告をクリックされやすくするための設置場所や貼り方について理解ができたら、併せて下記のポイントについても気をつけて、さらにクリック率を上げていきましょう。
バナーサイズを調整する
ブログやサイトでバナー広告を入れる際に、意識したいのが広告の大きさです。
Google AdSenseでは、「広告サイズに関するガイド」を公開しており、ページに合った高い効果が見込める広告サイズを公表しています。
どのバナーサイズを展開すればよいかわからない場合は、まずは下記の3つのサイズで作成をおすすめします。
広告サイズ | 説明 |
---|---|
300×250 | 利用者が比較的多い広告サイズです。記事の文中や、記事の末尾に組み込むと効果的です。 |
728×90 | 利用者が比較的多い広告サイズです。メインのコンテンツの上部や、フォーラム サイトに配置すると効果的です。 |
320×100 (スマホ向け) |
モバイル向けの広告サイズで、300×250サイズの広告の代わりとしても使用できます。 |
効果的な広告サイズは、他にもあります。A8.netが提供している「バナー素材サイズ一覧」ページでは、ホームページやブログに合うバナー広告のサイズをイメージ画像と併せて一覧表で確認できます。
アフィリエイト広告初心者の方で、広告サイズが数値だと直感的に分かりにくい場合は、ぜひ参考にしてください。
知名度や人気のある商品を紹介する
アフィリエイト広告を掲載する場合、掲載先にはブログやサイトのテーマに興味・関心のあるユーザーが訪れているので、広告のジャンルもそれに合わせなければなりません。
テーマに沿った広告を出すことで、ユーザーが広告にも興味を持ち、クリックすることが期待できます。
例えば、美容をテーマにしたサイトの場合、広告は同じく化粧品など美容に関連するものを選びます。
さらに、記事本文で触れられている商品やサービスの広告を入れると、一層クリックされやすくなります。
また、最初のうちは、商品がもともと持っているブランド力を借りるのが有効です。
知っているメーカーの商品や人気のある商品だと安心感が生まれ、クリックに繋がりやすくなります。
ある程度、知名度や人気のある商品を紹介することで、紹介しているブログやサイトも信頼されやすくなるでしょう。
実際に使い、商品レビューを書く
知名度や人気のある商品と同様、実際に利用した人のレビューがあると、その商品への安心感が生まれます。
レビューを読んだユーザーは、実際に使ってみた上で勧めたいと思える商品なのだと考えるからです。
そのため、どのような点が良かったか、また、気になったことも含めて経験したことをなるべく自分の言葉で率直に伝えることが大切となります。
セールスライティングを使う
ユーザーの心を動かし、商品の購入などの行動を促す文章テクニックをセールスライティングといいます。
しかし、これは無理やり売り込むような技術ではなく、商品の良いところだけでなく、気になるところもきちんと伝えたり、エビデンスを明示したりすることでユーザーを納得させるためのものです。さらに、今すぐ行動すべき理由を伝えることで、ユーザーの行動を喚起します。
思わず広告をクリックしたくなるような魅力的で納得感のある文章を書くことでユーザーの心を動かし、クリックという行動を喚起させます。
商品のブランド力やレビューを書くことでユーザーに安心感を持ってもらうのもひとつですが、自分の書いた文章でユーザーを安心させられるのが最も良い方法です。
セールスライティングを学ぶためには、最初から書籍などでテクニックを知るのが早いのですが、まずは自分がさまざまなサイトを見た上で、どんな文章によって心が動かされたかを分析してみて、実際にどんなものかを感覚として理解してからの方が身につけやすくなるでしょう。
アフィリエイトで成果を出すためには広告への導線が大事
アフィリエイトで成果を出すためには、広告をクリックされる必要があります。
そして、広告をクリックされやすくするためには、サイトのテーマと広告のジャンルを合わせること、適切な位置に掲載すること、商品リンク等視認性の高い広告を活用することが重要となります。
広告を掲載したら、改めてページ全体を読み、文章の流れや文脈から自然に広告までの導線ができているかを確認しましょう。
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