旅行系メディアでアフィリエイトをする方法やおすすめのプログラムを紹介
旅行業界が回復基調に転じる中、旅行系メディアを運営する方にとって、新たな収益化の可能性が広がっています。
旅行系アフィリエイトプログラムは多岐にわたり、主に旅行を計画している段階のユーザーをターゲットとしています。
航空券やホテル予約、パッケージツアー、旅行保険などのサービスから、スーツケースやトラベルグッズといった旅行用品まで、旅行前に必要となる様々な商品やサービスを扱っています。
この記事では、旅行前のユーザーに焦点を当てた旅行系メディアのアフィリエイトの取り組み方を解説していきます。
旅行アフィリエイトの魅力と需要
旅行業界は、コロナ禍からの回復傾向が顕著になってきました。旅行事業を展開する株式会社JTBが発表した「2024年の旅行動向見通し」によると、2024年の国内旅行者数は2019年と同程度まで回復し、海外旅行者数は対前年比で152.6%まで回復すると予想されています。
また、訪日外国人旅行者数についても過去最高の3,310万人に達する見通しです。国内旅行、海外旅行、インバウンドのいずれも回復基調にあり、旅行業界全体に明るい兆しが見えてきました。
出典元:JTB広報室 2024年(1月~12月)の旅行動向見通し(参照 2024-05-10)
こうした旅行需要の高まりは、旅行関連のアフィリエイト市場の活性化にもつながります。広告主側も旅行商材の販促にアフィリエイトを積極的に活用しており、旅行系メディアにとって収益化の機会が増えています。
旅行メディアにおすすめのアフィリエイトプログラム
航空券・ホテル予約
航空券やホテルの予約プログラムは、旅行アフィリエイトの主力です。主なプログラムは次のとおりです。
- 大手旅行会社の総合旅行サイト(国内・海外の宿泊、ツアー、航空券など)
- 国内専門の旅行サイト(宿泊、ツアー、航空券+宿泊パッケージなど)
- 宿泊予約に特化したサイト(高級宿、ビジネスホテル、旅館など)
- 航空会社系の旅行サイト(自社便利用のツアーやパッケージ商品)
- 海外旅行に特化したサイト(海外ホテル、海外ツアー、航空券など)
これらのプログラムでは、通常、予約金額の数パーセントの報酬、または一件あたりの定額報酬が発生します。報酬が確定されるタイミングは予約完了時、宿泊完了時、旅行完了時など、プログラムによって異なります。
旅行サイトごとに特色が異なり、例えば高級旅館・ホテルに強いところや、審査基準を定めたうえで厳選したホテル・旅館を扱っている旅行サイト、観光と食事付きでツアーを組んでいる旅行サイトなどがあります。
そのため、メディアは提携するプログラムによって、幅広い層のユーザーに対して多様な旅行スタイルや予算に合わせた提案が可能になるため、柔軟な紹介ができるのが特徴です。
アクティビティ予約
旅ナカの予約、特に体験型アクティビティを主軸とする予約サイトのプログラムもあります。
コロナ禍を経て、旅ナカの予約や販売は加速度的にオンラインへ移行しており、従来コンシェルジュや旅行会社のカウンターで行われていた予約の多くが、現在ではオンライン経由で行われるようになっています。
この傾向は、メディアにとっても大きく影響しており、旅マエの宿泊先や航空券の予約と合わせて、目的地でのアクティビティの紹介と予約を組み合わせることで、より多くの収益を獲得できる可能性が高まっています。
旅行グッズや海外旅行向けサービス
旅行計画や準備の段階で購入・申込をするグッズやサービスのアフィリエイトプログラムもあります。
例えば、スーツケースやキャリーバッグ、その他旅行時に活用できる商品の通販サイトのプログラムです。こちらは一般的に購入金額の数パーセントが報酬となります。
ただし、多くのユーザーがすでにこれらの商品を所有しているため、個々の購入の期待値は比較的低いですが、旅行シーズンや新商品の発売時期には需要が高まる傾向にあり、全体として需要は安定しています。
また、海外旅行の準備段階で紹介したいプログラムとして、海外でのインターネット接続に欠かせないWi-Fiレンタルサービスのプログラムがあります。
こちらは主要な観光地で利用可能となり、定期的な海外旅行や出張で利用する旅行者に需要があるので、紹介しやすいプログラムの一つとなっています。
例えば、旅行準備のチェックリストと共に関連商品を紹介したり、人気の旅行先に適した商品をまとめて提案するなど、ユーザーの旅行計画に役立つ形で紹介することで成約率を上げることが可能です。
旅行メディアでアフィリエイトをするポイント
具体的なターゲットの設定と適切なプログラムの紹介
カップル、家族連れ、友人グループなど、旅行者の属性によって旅行プランは大きく異なります。
例えば、カップル向けには落ち着いた雰囲気のホテルや旅館を、家族連れにはコテージや子供向け施設が充実した宿泊施設を紹介するなど、ターゲットに適したプログラムを選んで提案することが重要です。
全てのターゲットに同じプログラムを紹介するのではなく、ユーザーのターゲットを明確に定め、それぞれのニーズに合ったプログラムを紹介することで、成約率の向上が期待できます。
旅行代理店・予約サイトの比較
旅行代理店や予約サイトの比較記事は、ユーザーが予約先を選ぶ際の判断材料として重宝されます。以下のような切り口で比較することができます。
比較項目 | 詳細内容 | 例 |
キャンセルポリシーの違い | キャンセル可能な期限やキャンセル料の有無・金額 | 出発3日前まで無料、出発1日前は手数料10%など |
ポイント還元率の比較 | 各サイトでのポイント付与率、利用可能な場面、特典内容 | 還元率5%、宿泊予約のみ利用可、サイト独自特典(ギフト券など) |
オンライン決済 | サイト上で即時決済可能 | クレジットカード、PayPal、d払い、決済アプリ(PayPayなど) |
現地決済 | 宿泊先や店舗で直接支払い | 宿泊料金をチェックイン時に現金またはカードで支払い |
法人決済 | 企業や団体向けの支払い方法 | 請求書対応、銀行振込 |
その他の方法 | コンビニ払い、商品券・優待券の利用 | コンビニエンスストアで事前支払い、商品券(旅行券や宿泊券)での支払い |
上記のような基礎的な情報以外にも、旅行代理店・予約サイトごとに特化しているジャンルもあるため、ターゲットニーズごとに情報を整理すると、読者にとってわかりやすく、比較しやすい記事になります。
旅マエから旅ナカの流れに沿った旅行プランの紹介
旅マエから旅ナカまでの流れに沿った旅行プランを提示することで、ユーザーに具体的な旅行のイメージを喚起することができ、結果としてメディアからの成果に期待できます。
航空券やホテルの予約から、現地ツアーやアクティビティ、レストラン予約まで、一連の流れとして提案してみましょう。
例えば、以下のような流れで旅行プランを紹介できます。
チェックイン前:空港からのアクセス方法、おすすめの立ち寄りスポット
1日目:ホテル周辺の夕食におすすめのレストラン、夜景スポット
2日目:朝のアクティビティ、ランチスポット、午後の観光プラン
3日目:早朝ツアー、地元市場散策、お土産ショッピングのプランや帰路の交通手段
旅行体験に基づいたリアルな情報発信
実際に訪れた場所の様子、現地ならではの情報、一般的なガイドブックには載っていない知識の共有をすることで、オリジナル性、信頼性の高い記事にできます。
例えば、観光スポットの混雑状況や、地元の人おすすめの穴場スポット、季節ごとにおすすめの名所などが挙げられます。一般的な情報に加え、現地で撮影した写真や動画を載せることで、ユーザーにその場の雰囲気や実際の風景をより鮮明に伝えられます。
具体的かつ視覚的な情報は、ユーザーの興味を引きつけられますし、旅行計画の参考になるだけでなく、予約行動を促す可能性も高まります。