アフィリエイトメディアにおけるブログのカテゴリーの決め方や必要性とは
アフィリエイトメディアに訪問するユーザーは商品やサービスについて複数の観点から情報を求めています。
選び方、料金プラン、使用感、申し込み方法など、読者が探している情報に迷わずたどり着けるよう、適切なカテゴリー設計が必要です。
本記事では、アフィリエイトメディアにおけるカテゴリー作成の方法や分類の方法、タグとの違い、カテゴリー設定におけるポイントや注意点について説明します。
記事をカテゴリーで分ける意味
カテゴリーとは、投稿した記事を分類するための機能のことです。記事を投稿する際に、設定することができます。
設定は必須ではありませんが、設定されていることで、ユーザーが読みたい記事を探しやすくなったり、同じテーマの記事を読みやすくなったりします。
例えば、格安SIMついてのアフィリエイトメディアの場合、「おすすめ」「仕組み」「比較」「選び方」評判・口コミ」などのカテゴリーを設定することができます。
さらに、「おすすめ」のカテゴリーには「学生向け」「家族向け」「動画視聴向け」などの子カテゴリーを作って、階層構造で整理することもできます。
目的別にカテゴリーを設定することで、初期検討から実際に契約してもらうまで、ユーザーのニーズに応じた導線を作ることができます。
カテゴリーとタグ(タグクラウド)の違い
カテゴリーだけでなく、記事ごとにタグを設定する機能もあります。
タグとは、タグクラウドとも呼ばれ、カテゴリーよりも粒度の低いキーワードレベルの分類を設定する方法です。記事を書類に見立てて整理しようとした場合、カテゴリーがフォルダ分けだとしたら、タグは大事なキーワードを書いた付箋を貼っていくイメージです。
カテゴリー同様、必ず設定しないといけないものではありませんが、タグがあることで全体の回遊率や表示回数を高めてくれるかもしれません。
タグで設定するのは、カテゴリーで設定しなかった記事の内容(話題)です。
例えば、「学生向けおすすめ」というカテゴリーの記事に対し、タグでは「2年縛りなし」「キャンペーン特典付き」「即日開通」といった契約条件や、「海外利用可」「データ容量増量オプション」といった付属サービスの情報を設定できます。そうすることで、主目的で記事を探しているユーザーに対して、選択の判断材料となる追加情報も提供できます。
カテゴリーが1記事につき1つのみしか設定できないのに対し、タグは1記事に複数設定することが可能です。また、カテゴリーには階層構造ができますが、タグは階層を作ることができません。
この特徴を活かし、カテゴリーでは記事の主たる目的(「学生向け」「家族向け」など)を示し、タグでは契約の特徴や付帯サービスなど、その記事独自の特徴を示すことで、情報の整理がしやすくなります。
ただし、タグの設定には注意が必要です。例えば「人気」「最新」「話題」といった汎用的なタグを多用すると、かえって情報が散漫になり、ユーザーが本当に知りたい情報にたどり着きにくくなります。
まずは、目安として1記事に対して3~5程度設定し、なるべく多くの記事に共通するタグが増えるように調整していくとよいでしょう。
カテゴリー設定の必要性
コンバージョンまでの導線を作れる
カテゴリーを設定しておくことで、商品やサービスの購入を検討しているユーザーを、認知から検討、そして購入・利用までスムーズに誘導することができます。
例えば、「サービス概要」「プラン比較」「申し込み方法」など、購買検討のステップに沿ったカテゴリー分けをすると、ユーザーは迷うことなく必要な情報を順番に確認できるため、アフィリエイト収益を最適化できます。
特に、商品やサービスの紹介記事が増えてくると、ユーザーが求める情報を探すのが難しくなります。また、そのページで解決できない悩みが生じた場合、ユーザーがメディアから離脱してしまいます。
しかし、「初心者向け」「法人向け」などの対象者別カテゴリーや、「機能比較」「料金プラン」などの目的別カテゴリーから探していくことで、再検索による離脱も防ぐこともできます。
SEO対策としても有効である
ユーザーが記事を探しやすいようにカテゴリーやタグで整理されていると、検索エンジンのロボット(クローラー)に対してもわかりやすく、記事が巡回(クロール)されやすくなります。新しい記事を公開してすぐに巡回(クロール)してもらうためにもカテゴリー分けは欠かせません。
また、カテゴリーを設定することで、ユーザーに同じカテゴリー内の記事を複数読んでもらえる機会が多くなります。ユーザーの回遊率が高く、滞在時間が長いと、検索エンジンからの評価もされやすくなります。
記事を書く際、トピックス決めに役立つ
アフィリエイトメディアの開設当初は、主軸となる商品やサービスを決め、どのような記事を書いていくか考えていたはずです。
しかし、何も意識せずに記事を書いていくうちに、成果につながりにくい情報ばかりが増えたり、逆に商品紹介に偏りすぎてユーザーの信頼を損ねたりする場合があります。
事前にいくつかカテゴリーを決めておくと、書き手が記事を書く際のテーマを決めるのに役立ちます。また、各カテゴリーの記事数が偏らないように、記事の少ないカテゴリーのテーマを書くようにするのもよいでしょう。
カテゴリー設定のポイントと注意点
カテゴリー名の決め方
カテゴリー名は、なるべくわかりやすく簡潔な言葉にするのがポイントです。1語~3語程度にし、難しい言葉や専門用語は使わないようにします。
カテゴリー名を決める際は、以下の3つの視点を意識してみるのもおすすめです。
検索ニーズとの整合性
⇒「格安SIM 比較」という検索需要が多い場合、「格安SIM比較・ランキング」というカテゴリーを設けることで、検索意図に沿った情報が提供できます。

記事の拡張性
⇒「データ容量20GB以上」のような具体的すぎるカテゴリー名は避け、「大容量プラン」のように柔軟性を持たせましょう。
新しいプランが出た際にも同じカテゴリーで対応できるようになります。

購買導線との整合性
⇒「基礎知識」「選び方」「申し込み方法」など、購入検討のステップに沿ったカテゴリー名にすることで、ユーザーを自然にコンバージョンへと導くことができます。

もし、どうしてもカテゴリー名を何にするか迷ったときは、上位表示されている競合サイトのカテゴリー構成を参考にすることもできます。
階層を深くしすぎない
階層を深くしすぎると、ユーザーが情報を探しにくくなるだけではなく、検索エンジンのロボット(クローラー)も構造を理解しにくくなるため、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。
始めたばかりで記事が少ないうちは、親カテゴリーだけにして、記事が増えてきてから階層を作成するのがよいでしょう。また、階層が必要になった場合も、親カテゴリーと子カテゴリーの2階層までとし、あまり複雑にしないようにしましょう。
数を増やしすぎない
階層と同様に、数を多くしすぎるのはユーザーにも検索エンジンのロボット(クローラー)にもよくありません。記事数が50本ほどであれば、3~5つほどのカテゴリー数が適切です。また、記事数が少ないカテゴリーがある場合、検索エンジンから専門性が低いとマイナスの評価をされてしまうことがあります。なるべく各カテゴリーの記事数が偏らないことが望ましいです。
どのカテゴリーにも属さない記事を作成した場合、「その他」というカテゴリーを作成して分類してしまいがちです。しかし、「その他」というカテゴリーは、内容がわかりにくく、ユーザーに読まれにくい傾向があります。そのため、「その他」というカテゴリーは作らず、すべての記事を適切なカテゴリーに分類するようにしましょう。
WordPressでのカテゴリー設定方法
最後に、代表的なブログであるWordPressでのカテゴリー設定方法を解説します。
1)「投稿」から「カテゴリー」を開く
WordPressにログインしたら、ダッシュボード画面が開きます。左メニューの「投稿」という項目の上にカーソルをあてると「カテゴリー」が表示されるので、クリックして遷移します。
2)「カテゴリー」で新規カテゴリーを作成する
「カテゴリー」ページを開くと、左側に新規カテゴリーの作成エリア、右側に既存のカテゴリー一覧が表示されます。新規作成の場合は、左側の「新規カテゴリーを追加」部分に情報を入力してカテゴリーを追加します。
- 名前
設定したいカテゴリー名を入力します。 - スラッグ
URLになる文字列です。半角小文字と英数字でカテゴリーの内容を表す英語を入れましょう。
例:recommend-item(複数の単語を使用する場合はハイフンで繋ぎましょう) - 親カテゴリー
階層を作成する際に子カテゴリーの設定時に紐づける親カテゴリーを選択します。 - 説明
設定するカテゴリーの説明で、任意の入力項目です。
一般的にはユーザーに表示されない箇所なので、入力しなくても問題ありません。
(WordPressのテーマによっては表示されるデザインもあります)
もし、設定したカテゴリーを修正する場合は「カテゴリー」の右側の一覧を編集する
新規カテゴリー作成をしたときと同様に、カテゴリーページを開き、右側にあるカテゴリー一覧から修正したいカテゴリー名をクリックし、編集してください。
3)記事にカテゴリーを設定する
記事を新規投稿する際、投稿編集画面の右側のエリアに作成したカテゴリー名が一覧で表示されます。分類したいカテゴリー名を選択するだけで、カテゴリー設定は完了です。
また、新規投稿と同様に既存の記事も編集画面からカテゴリーを設定することができます。
ブログのカテゴリーはユーザーにも検索エンジンにも、さらには書き手にも便利な記事の分類です。ぜひ上手に設定して、日々の運営に役立てましょう。