X(旧Twitter)をアフィリエイトに活用する2つの方法
X(旧Twitter)をアフィリエイトで活用するには、収益化と集客の2つの方法があります。
収益化は、一般的に「Xアフィリエイト(旧Twitterアフィリエイト)」といわれている手法です。
一方、集客はWebサイトへの流入やSEO(検索エンジン最適化)対策の手助けとしてX(旧Twitter)を活用する方法です。
ここでは、それぞれのやり方とおすすめの活用法について詳しくお伝えします。
もくじ
Xアフィリエイト(旧Twitterアフィリエイト)での収益化に活用する方法
X(旧Twitter)をアフィリエイトに活用する方法の一つ目は、Xアフィリエイト(旧Twitterアフィリエイト)で収益化をすることです。
Xアフィリエイト(旧Twitterアフィリエイト)とは、自身のアカウントの投稿にアフィリエイトの広告リンクを直接貼り、成果報酬を得ることです。
投稿を見たユーザーがリンクをクリックし、遷移先の広告主のサイトから商品を購入したりサービスを契約したりすると報酬が発生します。
ただし、Xアフィリエイト(旧Twitterアフィリエイト)は、X(旧Twitter)の規制により禁止されている内容があり、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)側の規約でもツイートへの広告リンクの掲載が禁止されている場合があります。
A8.netでもX(旧Twitter)への広告リンクの直接掲載は認めていません。
作業が簡単で誰でも始めやすいことから、Xアフィリエイト(旧Twitterアフィリエイト)は人気もありますが、デメリットもあります。
例えば、検索エンジンでの上位表示を意識しなくても良い代わりにX(旧Twitter)アカウントのフォロワーを増やさなくてはいけません。
また、X(旧Twitter)は、自分で管理をしているWebサイトとは違い、あくまでも他社のSNSサービスを利用しているため、いつ規約や仕様の変更が行われるかわかりません。
何らかの規約に違反した場合、アカウントが凍結される可能性もあります。
一度アカウントが凍結されると、解除されることが難しい場合もあるため、それまでに獲得したフォロワーなどを急に失ってしまうかもしれません。
必ずX(旧Twitter)と各ASPの利用規約や禁止事項をよく読み、ルールを理解した上で、違反しないように運用する注意が必要です。
このようにXアフィリエイト(旧Twitterアフィリエイト)には、メリットだけでなくデメリットもあるため、これらを考慮した上で、実施するかどうかを慎重に検討しましょう。
X(旧Twitter)の投稿を使ってメディアへの集客に活用する方法
X(旧Twitter)をアフィリエイトに活用する方法の二つ目は、広告リンクを掲載しているWebサイトやブログなどのメディアへの集客に使用することです。
X(旧Twitter)の投稿で紹介したリンクをクリックしたユーザーがメディアに遷移し、遷移先に掲載されている広告リンクをクリックして広告主から商品購入などを行うと報酬が発生します。
ツイートに広告リンクを掲載するのと比べて、遷移先のコンテンツを作成する必要があるため手間がかかりますが、この方法であれば、アカウント凍結の心配や規約による制限を受けることがありません。
また、X(旧Twitter)は無料版で140文字、有料のX Premium(Blue)に登録しても500文字という文字数制限がありますが、自身で用意したメディアであれば文字数制限もなく、自由に表現ができます。
X(旧Twitter)をメディアへの集客に活用することで期待できること
検索流入以外の流入経路を獲得できる
メディアを運営してアフィリエイトを行う場合、自然検索流入(オーガニック検索流入)を獲得するために、SEO(検索エンジン最適化)対策に注力する傾向があります。
SEO対策によって検索結果の上位にWebサイトが表示されると、安定した長期的な流入が期待できる一方、上位表示したあともアップデートの影響を受け、順位が変動する可能性があり、SEO対策は継続して行わなければなりません。
検索結果での順位が下がると、一気に流入が減少するリスクもはらんでいます。
また、SEO対策は時間がかかるため、Webサイト開設当初はそれほど多くの流入は期待できない可能性が高く、検索エンジンからの流入に依存しない流入経路を確保しておくことが大切です。
そのため、X(旧Twitter)などのSNSからの流入経路が確保できているとよいでしょう。
潜在顧客にアプローチできる
X(旧Twitter)を集客に使うことで、潜在的に商品やサービスを必要とする人へのアプローチにつながりやすいという特徴もあります。
検索エンジンを利用している人の場合、検索窓にキーワードを入力する必要があるため、悩みや疑問がすでに顕在化している状態です。
しかし、まだ悩みがぼんやりとしている人や悩みがあることに気づいていない人はキーワードを入力して検索をしないため、検索エンジンからの流入が見込めません。
しかし、X(旧Twitter)であれば、悩みが顕在化していない人でも投稿を見たことがきっかけになり、商品に興味を持ってもらえたり、メディアへの訪問につながったりすることがあります。多くの人の目に触れる機会が多いほど、この確率を上げることができます。
投稿の拡散による外部リンクの獲得
投稿に掲載したURLが拡散され、他のサイトなどでも引用されて外部リンクが増えると、SEO対策にも役立ちます。
外部リンクについては、こちらで詳しく解説しています。
フォロワー獲得やリポスト(旧リツイート)による認知度の向上
X(旧Twitter)で情報の発信を続けると、投稿内容に興味を持ったフォロワーの獲得が見込めます。
フォロワーがツイートを熱心に拡散してくれるようなファンになると、リポスト(旧リツイート)や引用リポスト(旧引用リツイート)によって新たなフォロワーが獲得できると、X(旧Twitter)アカウントや誘導先となるメディアの認知度向上、さらにメディアへの流入増加も期待できます。
メディアへの集客に活用するためのX(旧Twitter)運用のポイント
X(旧Twitter)をWebサイトへの集客に活用するには、投稿をなるべく多くの人に見てもらう必要があります。
そのためには、X(旧Twitter)アカウントおよびメディアのジャンル(テーマ)や取り扱う商品に興味を持ってくれるフォロワーを増やすための工夫が必要です。
取り扱うテーマやジャンルの情報をX(旧Twitter)で発信する
メディアで取り扱うジャンルに興味があるフォロワーを増やすためには、投稿でメディアのジャンルと親和性がある情報を発信しましょう。
また、自分が拡散したい情報だけでなく、フォロワーやその分野に興味がある人にとって有益な内容のツイートを投稿するように心がけることも大切です。
一瞬で興味を引くような投稿になるよう意識する
X(旧Twitter)の場合、たくさんの投稿がタイムラインに流れてくるため、ほんの一瞬目に触れただけで、興味を引かないといけません。
そのためには、文字数制限範囲内で多くの人が興味や関心を持つような内容を盛り込んだ投稿にする必要があります。
文字だけでは伝わりにくい情報の場合やインパクトを出したい場合には、投稿内に写真やイラスト、動画を入れるのがおすすめです。
また、X(旧Twitter)にはハッシュタグを使った検索機能があるため、投稿内容にキーワードがあればハッシュタグを活用しましょう。
ハッシュタグがある投稿は検索からもヒットしやすくなるため、多くのユーザーに投稿を見てもらいやすくなります。
投稿を分析し、内容・時間・頻度を改善する
X(旧Twitter)にはアナリティクス機能があり、スマホのアプリでは投稿ごとのアクティビティを確認することができます。
さらに詳細なデータは、PCからのみアクセスすることができます。PCブラウザ版のアナリティクスは、過去28日間のアカウントの様子が詳細に確認でき、無料で利用が可能です。
アナリティクスを確認し、リンクのクリック数、リポスト(旧リツイート)、いいね、返信などのエンゲージメント数から数値の高い投稿の傾向を分析して投稿の質を高めましょう。
X(旧Twitter)はサービス自体も日々アップデートされているので、最新の傾向を把握し、より多くの人に見てもらいやすい投稿にするためには、ますます投稿の分析が重要になっていくでしょう。
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