【8-1】完成した記事の中でキーワードがきちんと挿入されているか確認しよう
記事が完成したあとに、少しだけ色々と調整をして、記事をブログで公開することになります。
このちょっとしたひと手間をすることによって、記事をSEO的に有利にすることも可能になりますので、実践してみてください。
キーワード比率ってなに?古くないの?
まず1つの調整は記事全体の中でどれだけキーワードが入っているかの調整になります。
過去のSEO対策での言い方だと「キーワード比率」と言われていました。
初心者の方は、いきなり「キーワード比率」と言われてもピンとこないかもしれません。
キーワード比率とは、狙っているキーワードが記事の文章の中にどれくらい入っているか、という比率です。
あくまでもSEOテクニックの1つで、正解として何%ぐらいキーワードが必要ということは誰にもわかりませんが、検索上位を狙うときに意識されていた考え方です。
4-3の昔のSEOで「隠しテキスト」というものがあるとお話をしました。
それと似て非なるものではありますが、考え方は同じです。
皆さんが書いた記事の中に、狙っているキーワードが1つも入っていないと、Googleはあなたが上位表示を狙っているキーワードを認識することが難しくなります。
もちろん、記事の品質も必要ですがキーワードが少なすぎて、Googleが読み取れない、内容を把握しにくし文章は検索の上位を狙いにくくなります。
Googleは人間ではないので「代名詞」や「省略語」は読めない
Googleは人間ではなく、あくまでもロボットなので、皆さんが書いた記事の文字を見て、内容がどのようなものかを判断します。
ですので、狙っているキーワードが1つも入っていないということは、そのキーワードに関する内容が書かれていないと同じことなのです。
例えば
「海外旅行と英語力について」説明している記事があるとします。
皆さんは以下の文章を見て「それ」は何となく理解できると思います。
もちろん前後の文章がないので「それ」が何を意味するのかは分かりづらいですが
「積極性と英語力」と意識しながら読めば
「それ」=「積極性」
だということが何となく分かります。
しかし、Googleにとっては「それ」は「それ」でしかありません。
つまり人間と会話する時によく使う「代名詞」はGoogleのロボットは正確に判断できません。
また無意識のうちに省略している言葉もGoogleは理解できません。
例えば、先ほどと同じように
「積極性と英語力について」説明している記事の中で
上記の文章を読んでも、私たちは異文化交流では英語が大切そうだと理解できるはずです。
しかしGoogleからすれば「英語」という言葉が1度しか出てきておらず、逆に「ジェスチャー」という言葉が2度出てきているので、Googleは「異文化交流とジェスチャー」という記事と理解するかもしれません。また「なにを準備すれば良いのか」も理解することができません。
ただしくGoogleに伝えるためのSEO
ですので、まずは皆さんが狙っているキーワードが、記事に入っているかどうかを確認する必要があります。
これにはツールは必要ありません。
例えばマイクロソフトWord(ワード)であれば「Ctrl+F」のボタンを押せば検索機能が出てくるので、自分が狙っているキーワード(言葉)を入れて検索してみましょう。
狙っているキーワードを検索してみると、その部分が黄色くなります。
その部分が、異様に少なければ、追加していくのです。
例えば
「海外 英語」であれば「海外」と「英語」という言葉が「代名詞になっている箇所」や「抜けている箇所」に入れていくのです。
「それを学ぶと交流をしやすいです。」
↓
「英語を学ぶと海外の人と交流をしやすいです。」
「だからこそたくさんの人が学んでいます!」
↓
「だからこそたくさんの人が英語を学んでいます!」
「目的を設定して勉強をしましょう。」
↓
「海外に行く目的を設定して英語の勉強をしましょう。」
このように、自分が書いた記事に狙っているキーワードが少ないと感じた場合は、違和感がない程度に、追加していきましょう。
文章に違和感が出たり、たくさん使いすぎるのはNGです。
あくまでも記事全体に狙っているキーワードが入るように、さりげなく埋め込みましょう。
これはSEOという観点もありますが、いわゆるユーザーにとっても、読みやすくするという対策でもあります。
この記事を書いた人
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河井 大志 【株式会社Smartaleck】
「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。
・著書
- 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
- 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊
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