アフィリエイトで紹介しやすい商品・サービスの選び方や記事作成方法
広告を掲載する際にまず悩むのが商品やサービス選びです。売り上げにつなげるには、自分にとって紹介しやすい商品やサービスを選び、良質な記事を書いてユーザーからの信頼を獲得することが大切です。
「紹介しやすい商品やサービス」は人によって異なりますが、初心者が取り組みやすい商品やサービスの選び方にはポイントがあります。
ユーザーに寄り添い、疑問や悩みを解決する記事を作成するために、3つのポイントを押さえましょう。
もくじ
アフィリエイトの商品・サービスの選び方の7つのポイント

多くの選択肢の中から、成果につながりやすい商品やサービスを選ぶために、以下の7つのポイントを参考にしてみてください。なお、これらの条件をすべて満たす必要はなく、いくつかの要素を満たす商品やサービスから始めることをおすすめします。
- 自分で使ったことがある商品・サービス
- 知名度が高い商品・サービス
- 購入までのハードルが低い商品・サービス
- インターネットでの購入に適した商品・サービス
- 季節やトレンドの需要がある商品・サービス
- 広告主ページ(LP)が分かりやすい商品・サービス
- 報酬単価が高い商品・サービス
自分で使ったことがある商品・サービス
Webサイトやブログで商品・サービスを紹介するためには、記事の書きやすさで選ぶのがポイントです。その一つとして、自分で使ったことがあったり、趣味で愛用していたりする商品やサービスを選択する方法があります。例えば、本やガジェット、ファッション関連の商品、サブスクリプションサービスなどです。
自分で使ったことがある商品やサービスだと、自らの経験を生かして特徴や使用感を詳しく説明でき、ユーザーが気になるメリット・デメリットを言語化した記事が書きやすくなります。
また、実際に商品が手元にあれば記事に載せる写真を撮影出来たり、サービスの申し込みを体験していれば手順を明確に説明できたりするため、ユーザーにより有益な情報を伝える一助となります。
説得力のある記事でユーザーの納得感が高まれば、記事で紹介した商品やサービスのアフィリエイト広告から成果が発生しやすくなります。
自分で使う商品を購入するときは、自己アフィリエイトサービスも活用できます。自己アフィリエイトとは、アフィリエイト活動をするために自分自身で商品やサービスを申し込むことで報酬を受け取ることができる仕組みで、A8.netではメディア会員限定の機能「セルフバック」として提供しています。
また、A8.netでは、Amazonや楽天市場で購入した商品のリンクも作成できるため、身近な買い物もアフィリエイトに活用できます。
知名度が高い商品・サービス
Webサイトやブログで取り扱うジャンルにおいて、複数の商品やサービスがあり、どれを取り上げるか迷った場合、商品やサービスの知名度を基準に選ぶのもポイントです。
テレビCMや電車などの交通広告、屋外広告、SNS広告で見かける商品やサービスは、ユーザーになじみがあることが多いです。すでに知っている商品であれば、ユーザーの信頼や安心を得やすいので、購入や申込のハードルが低い可能性があります。
無名の商品が売れないわけではありませんが、知名度の高い商品を紹介するより難易度は高くなる傾向です。ユーザーが商品やサービスを知らない分、Webサイトやブログの記事でユーザーの購買につながる詳細な情報を伝える必要があるからです。
購入までのハードルが低い商品・サービス
アフィリエイトの報酬発生条件が商品購入の場合、購入ハードルの低いプログラムを選択すると成果が発生しやすくなります。
具体的には、無料で行えるアプリのダウンロードやサイトの会員登録、宅配食材の資料請求です。生活用品など、必需品の購入も当てはまると言えます。
このほか「送料無料」「1か月返金保証」「初回限定割引」などの特典があると、ユーザーにとって商品購入のハードルが下がり成果につながりやすくなります。
一方、単価が高い、特典がない商品やサービスは、購入のハードルが上がり、成果につながりづらくなります。検索者に「お得感」「購入のしやすさ」を伝えやすいプログラムを選びましょう。

インターネットでの購入に向いている商品・サービス
実際の店舗より、インターネットの方が購入しやすい商品やサービスも狙い目といえます。
人に相談しづらい悩みを解決したいユーザーは、インターネットで悩みを解決できる商品を検索する傾向にあります。
薄毛や体臭、肌荒れなどの悩みや商品の購入自体を他人に隠したいと考えるユーザーは、インターネットで商品を購入する傾向にあります。
また、インターネットで注文した方が配送の手間や労力がかかりにくい大きな商品や持ち運びが難しい商品は、アフィリエイトでの紹介に向いている商品やサービスと言えます。
例えば、大型家電や家具、ある程度のまとめ買いができる米や水などの商品です。
このほか、インターネットでしか購入できない「インターネット限定」の商品やサービスは、実際のお店で購入できず、オンラインでの購入が必須のため、ブログやWebサイトで紹介すれば成果につながりやすい商品やサービスと言えます。

季節性やトレンドの需要がある商品・サービス
商品やサービスの中には季節やトレンドによって需要が変動するものがあります。需要が高まる時期に合わせてWebサイトやブログで紹介する商品やサービスを選ぶと、アフィリエイトの成果発生につながりやすくなります。
例えば、お正月に用意するおせちは、秋から徐々に需要が高まっていきます。この時期に合わせて記事を公開できると、成果発生につながりやすくなります。
また、紫外線対策商品や政官財などは春から夏にかけて特に人気の商品です。春先にWebサイトやブログの記事を用意しておくなど、季節を先取りしたメディア運営を意識することがアフィリエイトで成果を出すポイントです。
このほか、Webサイトやブログで取り扱うジャンルのトレンドを抑えることも成果発生につなげる大切なポイントです。
例えば、英会話スクールを紹介する場合、近年はオンラインスクールの人気が高まっています。従来は通学が主流でしたが、今アフィリエイトで取り扱うとしたら、ユーザーのニースに応じてオンラインスクールを紹介するなどの対応が必要です。
広告主ページ(ランディングページ)がわかりやすい商品・サービス
アフィリエイトの広告が掲載されているWebサイトやブログから広告主ページに遷移した際、ランディングページ(LP)の内容が分かりやすい商品やサービスも成果が発生しやすい要因となります。
LPは、アフィリエイト広告を経由してユーザーが最初にアクセスするページを指します。
アフィリエイトの成果は、Webサイトやブログに掲載した広告を経由してLPで商品やサービスの購入・申し込みが行われて、初めて成果が発生します。
せっかくユーザーをあなたのサイトの記事からLPまで誘導できても、そのLP上で購入ボタンの位置が分からず離脱してしまったら成果は発生しません。
自分のサイトやブログで紹介するプログラムを決める前に、LPでの商品やサービスの購入・申し込みボタンは見やすいか、ボタンの位置はすぐに分かるか、申し込みが面倒ではないか、商品説明が分かりやすいか、といった点を確認しておくと良いでしょう。
報酬単価が高い商品・サービス
報酬単価も商品やサービスを選ぶときの一つのポイントです。成約件数が少なくても高い報酬を得られる可能性があるためです。
高単価だと、成果1件で10,000円~50,000円の報酬が発生する商品やサービスもあります。例えば、金融や医療、微量、不動産などのジャンルです。
ただし、報酬単価が高い商品やサービスは人気があるため、企業メディアが選ぶ商品やサービスともいえます。個人のブログやサイトだと、大手サイトと競合するため、認知や集客までの難易度は高くなるので、初心者の方は要注意です。
報酬単価が高いジャンルは、検索エンジンの集客難易度も高い傾向があります。検索エンジンのGoogleでは、お金や健康にかかわるジャンルをYMYL(Your Money Your Life)ジャンルと定義し、検索結果の上位表示を目指すサイトに高い専門性、権威性、信頼性を求めているためです。
個人運営のメディアだと、検索結果の上位表示が難しくなるので、記事を書く時のキーワード選びやSNSとの連携による集客なども視野に入れる必要があります。
初心者にお勧めの商品やサービスの探し方
成果が出やすいプログラムの要素をいくつかあげましたが、初心者の方には、最初は他のメディア運営者が利用している商品やサービスを参考にするのもおすすめです。
ランキングから選ぶ
A8.netには、メディア会員から人気のあるプログラムや人気案件のランキングなどを紹介している、プログラム選びのヒントというコンテンツがあります。アフィリエイトのおすすめ商品・サービスを一覧で掲載しているので、参考にしてみてください。
既にアフィリエイトを行っているメディア会員から人気の商品・サービスということは、知名度が比較的高いと判断する一つの基準にできます。知名度が高いとユーザーの集客も比較的容易であり、聞いたことのある商品であればユーザーの購入ハードルも低いと言えます。
コスメ・スキンケア、エステ・ダイエット、美容、ペット商品、グルメ・食品、健康など、ジャンル別の人気商品を一覧で紹介しています。このほか、報酬単価が10,000円以上の高額報酬商品をまとめたランキングなども用意しています。
商品やサービス選びに悩んだら、プログラムランキングに目を通してみてください。
特集・イチオシページから商品やサービスを選ぶ
A8.netの特集ページから商品やサービスを選ぶのもおすすめです。
理由は以下の3つです。
- A8.netでの人気もしくはその時期期待の商品・サービスが紹介されている
- アフィリエイト報酬アップキャンペーンで通常よりも報酬単価が高いものがある
- 公開中の特集はプログラム終了のリスクが低い
A8.netの特集ページでは、バレンタインやホワイトデーのイベント、お歳暮などの年中行事を見据えて商品やサービスを紹介しています。季節を先取りした商品やサービス、トレンドに合わせた商品やサービス選びのヒントにできます。
海外プログラムから選ぶ
A8.netでは、海外の商品やサービスなどのプログラムも用意しています。海外のプログラムは、日本では知名度が高くないニッチなサービスが多いため、ライバルが少ない狙い目のジャンルです。
プログラムの種類は、海外旅行向けの予約サイト、海外のファッションブランド、海外コスメなどがあります。
SNSやECサイトなどで話題性を調査し、海外で人気が高い一方、まだ日本市場での競争が激しくない商品やサービスのプログラムを選ぶと良いでしょう。
ASPや広告主から届く新着情報の商品やサービスを選ぶ
ASPや広告主からのメルマガなどに掲載されている新着情報も商品やサービス選びの参考にできます。A8.netでは、メディア会員に向けて商品やサービスの新着情報や報酬アップの情報、おすすめの商品やサービス情報などをメルマガで配信しています。
新着商品やサービスは、紹介しているライバルが少ない状況です、ライバルが少ないうちにWebサイトやブログで紹介し、検索エンジンの検索結果の上位に表示されると、ユーザーの流入が期待できます。
プログラム検索から商品やサービスを選ぶ
アフィリエイトに取り組むジャンルが決まっているなら、A8.netの管理画面のプログラム検索のカテゴリから商品やサービスを探してみましょう。
カテゴリはアフィリエイトの商品やサービスの情報が一覧で表示されており、商品やサービスの概要や成果報酬、確定率が記載されています。商品やサービスそれぞれの情報を基に、知名度や自分が実際に使ったことがある商品など、総合的に見て商品やサービスを選べます。
商品選びのポイントを押さえれば記事作成のモチベーションにつながる
Googleなどの検索エンジンを利用してサイトを訪問したユーザーは、検索窓に悩みや疑問を入力し、検索結果からサイトにたどり着いています。
つまり、ユーザーは問題の解決策を求めているので、訪れたサイトにユーザーが必要とする情報があると、信頼を獲得でき、購買にもつながりやすいと考えらえます。

ユーザーの信頼獲得につながる記事を書くには、正確で豊富な商品・サービスの知識とオリジナリティが必要です。
そのため、「自分で使ったことがある商品・サービス」に当てはまる商品やサービスなら、すでに知識を持っているので、ユーザーの疑問や悩みを理解した上で、その回答となる記事を書きやすくなるといえます。
さらに、紹介する商品やサービスのジャンルに愛着が持てるので、成果を出すためには継続して取り組む必要がアフィリエイトにおいて、成果が出なくて挫折してしまう可能性も少なくなります。
ユーザーの信頼獲得と検索上位表示に関するジャンル選びについて詳しく知りたい方はこちら。
できるだけ一次情報を収集して他サイトと差別化を図る
興味があっても使ったことがない商品やサービスなら、公式サイトと同じ商品詳細やインターネットで調べた情報しか記事に書けず、内容の薄いコンテンツになってしまう可能性があるからです。
このとき、たとえプログラムがなくても、類似の商品を一通り試してみることをおすすめします。プログラムの商品やサービスを実際に使ったり、ほかの商品と比べてみたりすることで、本当にその商品が人に紹介したいものかを見極められるからです。

もし、自分でいくつもの商品やサービスを試すことが難しければ、利用者に取材してみるなど、できる限り一次情報を集めるようにしましょう。
そのうえで、実体験に基づく感想のほかに、いかに独自性を出してほかのサイトと差別化を図るか考えて記事を書くことが大切です。
A8キャンパスで紹介している事例インタビューでも、アフィリエイトで成果を出している先輩メディアが実際に商品を使った上で記事を書く大切さを語ってくれています。
成果を出すための基本的な姿勢として心にとめておきましょう。
レビュー記事を書いてみよう
アフィリエイトで紹介したい商品やサービスを決めて、実際に使ってみたらレビュー記事を書いてみましょう。
レビュー記事は、実際に商品やサービスを使った体験を生かし、自分の感想を交えて商品を紹介する形式なので、初心者にも取り組みやすい記事の書き方と言えます。
レビュー記事を読みたいユーザーは、商品の実際の使用感、また使用してどうだったかという感想などを求めています。
そのため、記事では商品を使ったからこそわかるメリットやデメリットを正直に書くことが大切です。

デメリットを書くと、広告の売り上げが上がりにくくなると心配になるかもしれませんが、自分の感じたことを率直に記事にすることこそ、ユーザーからの信頼獲得につながります。ただし、デメリットは、単なる商品の批判や悪口にならないように気をつけましょう。
また、誤った情報やユーザーに誤解を与えるような情報を記載すると、法律に抵触する可能性があるので表現の仕方には注意が必要です。
広告表現に関する各種の法律は、サイトを運営する上で常に意識しておきたいことですが、特にレビュー記事は、ジャンルによって表現内容が制限されていることもあるので、事前に把握しておきましょう。

例えば、化粧品のレビュー記事の場合、薬機法や化粧品等の適正広告ガイドラインなどで、化粧品の効果・効能の範囲を超える表現はできないと定められています。
メディアを運営する上で、知っておきたい法律の話はこちらで解説しています。
また、さまざまな角度から撮影した写真を載せることもレビュー記事のポイントです。
実際に商品が手元にあるので、公式サイトには載っていない商品の細部などを撮影して紹介するとユーザーにとって有益な情報を発信でき、オリジナリティも加わります。
まとめ:レビュー記事の導線となる関連記事も準備しておくこと
ある商品でレビュー記事を書いたら、関連するキーワードの記事を作成して、売り上げにつながりやすいレビュー記事への導線を設けることも大切です。
検索エンジンを利用するユーザーは、必ずしもレビュー記事に関するキーワードだけを検索窓に入力するわけではありません。
そのため、サイト全体でユーザーが求める情報を網羅的に提供できる状態が理想的です。
「記事で狙うキーワードを選定する基本的な方法」のページを参考にして記事を作成し、サイト内のコンテンツを充実させてみてください。
商品を売ることだけを目的とせず、ユーザーにとって有益な情報を届ける姿勢を忘れずにサイトを運営すると、ユーザーの信頼を獲得でき、売り上げにもつながりやすいと言えます。
- 記事の書き方