A8.netが考える質の良い記事とは?
「質の良い記事」がどのような記事かを説明するのはとても難しいことです。
なぜなら記事のジャンルや見る人によって質の良さの捉え方は様々だからです。
しかし広告を掲載することを考慮した質の良い記事ということであれば、A8.netとして考えることができると思いました。
ここではA8.netが考える質の良い記事を6つのポイントにまとめてみました。
A8.netをご利用いただいているメディア会員様が、質の良い記事を作成していただくことで、消費者の助けとなる記事がインターネット上に増えることを祈っています。
もくじ
ポイント1 主張に対する根拠が複数あるか
記事で何かを主張する際には必ず根拠が必要です。根拠が無いのに主張をしても、その主張を見て納得する人はいません。
例えば、「この革財布は、革製品が好きな男性へのプレゼントにおすすめです!」という主張をするのであれば、「貴重な革を使っているから」「経年変化が楽しめるから」「高級革財布メーカーが作っているから」などの根拠をいくつか挙げることで主張の説得力が高まります。
ポイント2 消費者にとって必要な情報が網羅されているか
モノを買うときにGoogleなどの検索エンジンから商品のレビューや評判、価格などを調べる消費者が一定数います。
しかし、検索からたどり着いた記事に求めている情報が無ければ、その消費者は離脱してしまいます。離脱を防ぐには、消費者の欲している情報を記事のなかで網羅することが必要です。
情報を網羅するには、消費者の立場になり、「なぜそのキーワードで検索をしたのか?」「どんな情報を求めているのか?」を考え抜くことで網羅すべき情報が見えてきます。
ポイント3 嘘偽りなく消費者にとって有益な情報が書かれているか
記事に掲載した広告から商品が売れれば成果報酬が発生しますが、成果報酬が欲しいからといって消費者を騙すことは絶対にやってはいけません。
消費者を騙すような情報とは、例えば使ってもいない商品を使っているかのように見せて記事を書いたり、本当は他にもおすすめの商品があることを知りながら、広告プログラムに参加している商品の情報しか記事で扱わなかったりすることが挙げられます。
本来商品の紹介は、自分が使って良いと思った商品のことを素直に記事に書くべきであり、結果としてその情報が消費者の商品購入判断の手助けになるのが望ましいと考えています。
ちなみにGoogleのガイドラインには、アフィリエイトのためだけに作られたサイトを低品質とみなすと書かれています。つまり検索結果に表示されづらくなることを意味します。
詳しくはGoogleの「品質に関するガイドライン」を読んでみてください。
ポイント4 オリジナリティを出せているか
オリジナリティのある記事とは、「他サイトにはない情報がある」「他サイトよりも理解しやすく工夫されている」です。他サイトでは得られない情報とは、例えば「あなた自身が体験した感想が書かれている記事」です。
口コミサイトに掲載されている感想や商品情報をまとめるのは誰でもできますが、あなた自身の体験はあなたにしか書けません。理解しやすく工夫されている記事とは、文章で分かりにくいところを図にするなど、読者が理解しやすいように配慮された記事です。
記事にオリジナリティをもたせたり、工夫したりするには時間はかかりますが、その工夫があなたのサイトにしかない魅力につながります。
ポイント5 読みやすい記事の工夫ができているか
読みづらい記事は読み進めてもらえません。読者が読まれなければ収益化も遠のきます。文章を読みやすくするには「構成」と「見せ方」を工夫することです。
記事を書くときは、いきなり書き始めるのではなく、まず構成を決めてから書くのが鉄則です。
いきなり書き始めてしまうと、途中でテーマがずれやすくなり、なにを伝えたい記事なのかが伝わらなくなります。
記事の基本構成は「結論」から始まり「理由」と「事例」、最後に「まとめ」の順で組み立ててみてください。
次に見せ方の工夫です。改行のある・なしで文章の読みやすさは変わります。
例えば改行のない文章の塊は、読み手に抵抗感を与えてしまいます。改行のルールは媒体によっても変わりますが、昨今Webではスマートフォンでの見やすさから、2~3行ほどで改行する媒体が増えています。
ポイント6 法令に違反していないか
メディア運営に関係のある法律は以下のようなものがあります
著作権法
知的財産権のひとつで文化的な創作物を保護する法律です。
例えば、広告主や他人のサイトから無断で画像を持ってきてしまうと著作権法に抵触する恐れがあります。
薬機法
医薬品、医療機器などの品質、有効性及び安全性の確保などに関する法律です。
例えば、化粧品を紹介するときに「これでシミが完全に消えました!」と表現してしまうと薬機法に抵触する恐れがあります。
健康増進法
国民の健康維持などを目的とした法律です。
健康食品やダイエット食品を紹介する際に身体の変化や機能、症状、病気の改善や予防などの表現をしてしまうと健康増進法に抵触する恐れがあります。
医療法
医療を受ける人の適切な選択を保護するための法律です。
例えば、「この手術は安全な手術です」と表現してしまうと医療法に抵触する恐れがあります。
景品表示法
サービスの品質や内容、価格などを偽って表示することを規制する法律です。
例えば、実際には一部しかオーガニック成分が入っていないのに「100%オーガニック成分です!」と表現してしまうと景品表示法に抵触する恐れがあります。
まとめ
まとめると、A8.netが考える質の良い記事とは消費者を第一優先として考えられた記事になっているかです。
情報が消費者の購入判断に役立ち、そこから商品が購入されることで、消費者やメディア、広告主すべてがwin-win-winの関係を築けるのはとても素敵なことだと考えています。
そのためにも、実際に自分自身で商品を体験し、消費者に伝わりやすい工夫をした記事を意識してみてください。メディアを運営している自覚を持ち、法令にも気を配り、自信を持って自分が運営しているメディアだといえるようにしていきましょう!
- 記事の書き方