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【1-2】ASPの役割とWebサイトやブログ運営における重要性とは?

アフィリエイトを語るうえで「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)」について語らないわけにはいきません。

 

なぜならASPがないとアフィリエイトは成り立たないからです。

 

Webサイトやブログ運営におけるASPの役割を知ることで、ASP選びの重要性を理解できますし、ASPとの接し方への理解にもつながります。

 

ASPはブロガーと企業をつなぐ仲介業者

アフィリエイトは、広告を出稿する「広告主」と、広告を掲載する「メディア(アフィリエイター)」、広告主とメディアをつなぐ「ASP」、実際にサイトに訪れる「サイト訪問者(ユーザー)」の四者で成り立つ仕組みです。

 

アフィリエイター

自分のWEBサイトを作ってアフィリエイトする「アフィリエイター」や、ブログを作ってアフィリエイトする「ブロガー」がここに含まれます。

WEBサイトやブログは「インターネット上にあるメディア」でもあるので、「メディア」という呼び方もされます。

 

企業

アフィリエイトという仕組みを使って、アフィリエイターやブロガーに自社の商品やサービスを紹介してもらいたい企業です。

アフィリエイトという仕組みを使った広告をしているという意味で「広告主」という呼び方もされます。

 

ASP

ASPはアフィリエイト・サービス・プロバイダの略で、Webサイトに広告を掲載したいメディア運営者(アフィリエイター)と広告を出稿する企業(広告主)を仲介するアフィリエイト広告の配信事業者です。
アフィリエイト広告を一括で管理する独自のシステムを用いて、広告主である企業が出稿した広告をメディアへ提供したり、メディアへ成果報酬を支払ったりするなどの役割を担います。
A8.netもこのASPにあたります。

 

消費者

アフィリエイターが作ったWEBサイトやブログに訪問して記事を見るような人です。

その消費者がその記事を見ているときにアフィリエイトリンクをクリックして、商品やサービスの購入や登録をすれば、企業はASPに広告費を支払い、ASPはアフィリエイターに成果報酬を支払います。

 

この流れを見ると「ASP」という存在があるからこそアフィリエイトという仕組みが成立します。

 

企業もアフィリエイターもASPに登録するからこそ、「紹介したり」「紹介されたり」するのです。

 

もしASPという存在がなければ・・・

もしASPという存在がなければ、そもそも「アフィリエイト」という仕組みを利用する人これほど多くなかったでょう。

 

つまり自分でブログを作って情報発信をしたとしても、商品やサービスを紹介して成果報酬をもらえることがないので、単なる「日記」で終わってしまいます。

 

もし商品を紹介して広告費をもらおうと思った時は

 

アフィリエイターが企業に直接営業活動に行く必要があります。

 

「私は美容に関するブログをしています。このブログは毎日1,000人に見られています。このブログで商品を紹介するのでお金をくれませんか?」

 

というような営業活動をするのです。

 

もし10個の商品を紹介したければ、10社に訪問して営業活動をしなければなりません。

 

そういう意味ではASPにたくさんの企業が登録しています。

 

A8.netで紹介できる商品やサービスの数(プログラム数)は約5,500もあるのです。

※2024年5月2日現在

 

つまりA8.netに登録したみなさまは約5,500の商品やサービスを紹介できる権利があるのです。

 

アフィリエイターと一緒に成長をしていくASP

ASPは登録してくれたアフィリエイターとともに成長していくことを考えています。

 

アフィリエイターは「成果報酬型」で収益を得るという説明をしました。

 

しかし、もし企業側が「ウソ」をついて、

 

実際はアフィリエイトリンクを経由して商品が買われているのに

 

「買われていないので成果報酬はありません」

 

という事態になれば報酬は入ってきません。

 

このようにならないために、成果発生の管理もしっかりしてくれるのがASPの役割なのです。

 

ASPの仕組みは「アフィリエイターと共存共栄」になっているので、そのような事態にならないようにしっかりと「成果を測定」してくれるのです。

 

例えば1つ商品を売れば1,000円の成果報酬が入ってくる商品があったとします。

 

アフィリエイターがその商品を売れば、もちろんアフィリエイターは1,000円の報酬をもらえます。

 

そしてASP1,000円の報酬に加えて手数料を広告主に請求するのです。この手数料分がASPの売上になります。

 

ということは「アフィリエイターの成果が上がれば上がるほどASPも儲かる」という仕組みになっているので

 

「アフィリエイターが頑張って紹介してくれた成果」をきっちりと測定するようにしているのです。

 

企業の売上を上げるためのASP

またASPはアフィリエイターのことだけを考えているわけではありません。

 

多くの企業がASPに登録してくれれば、紹介できる商品やサービスが増えるので、企業側のこともしっかりと考えて運営されています。

 

例えばコスメを販売している企業が登録してくれたとします。

 

するとASPは登録されているアフィリエイターの中でも美容に関するブログをしているブロガー、コスメを紹介しているブロガーなどに声をかけます。

 

「こんな商品がASPに登録されました。興味があれば紹介してみてはどうでしょうか?」

 

というようなアクションを起こすのです。

 

これはASPの管理画面での広告だったり、メルマガだったり、時には直接メールをしたり。。。

 

登録された企業の商品がより多くのアフィリエイターに紹介してもらえるような営業活動を行うのです。

 

正しくASPを選ばないと報酬額に影響する

つまりASPは初めに紹介したように「アフィリエイターと企業をつなぐ」役目をしているのです。

 

そして国内にはたくさんのASPが存在しています。

 

取り扱っている広告(プログラム)のジャンルや数、アフィリエイトの成果計測のシステムなどはASPによって異なるため、アフィリエイトを始める前に確認しておきましょう。

 

特にアフィリエイトの成果計測のシステムは、アフィリエイターの報酬にも影響を与えるため、注意が必要です。

 

最近では、プライバシー保護の観点から「誰がいつどのリンクをクリックして、どこに申し込みをした」というデータが追跡できず、アフィリエイトの成果計測が難しくなっているためです。

 

成果の計測が難しくなると、皆さんのアフィリエイトの成果報酬額が下がってしまう可能性もあります。これはITP問題として、アフィリエイト業界だけでなく、世界中の広告業界で大きな課題として多くのエンジニアが良い解決方法を模索しています。

 

だからこそASPを活用してアフィリエイトを始める前には、ASPのセミナーに参加するなどして成果測定の方法を確認しておくと安心ですね。

 

A8.netは、独自のトラッキングシステム(特許申請中)を開発し、アフィリエイトの成果計測の正確性向上に注力しています。また、広告主の協力のもとITPの影響を受けないプログラムの導入も進めています。

 

自分が貢献した成果を正確に測定してくれるASPでなければ、適切な成果報酬が得られないので、計測に力を入れているASPを選ぶことは非常に重要なのです。

この記事を書いた人

河井大志 氏

河井 大志 【株式会社Smartaleck】

「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。

・著書

  • 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
  • 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊

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