【10-2】ブログ運営は周りのメリットを考えることが大切
ブログ運営が上手くいっているブロガーの共通点は、
周りのメリットを考えられている
ということです。
自分の収益ばかりを考え、ブログを運営している人は、あまり長続きしていない印象です。他社(者)との関係を発展させにくいため、ブログの規模や収益化はどこかで頭打ちになっていることが多いです。
ユーザーのことを考えたブログ運営が基本
成功しているブロガーは、一番初めに「ユーザー」のことを考えているということです。
ブロガーさんは自分のブログに来てくれた訪問者のことをユーザーと呼ぶのですが
よく「ユーザー目線で考えると」とか「ユーザービリティを良くするには」というようなことを耳にします。
これからブログ運営し、色んなブロガーさんと出会うとよく耳にする言葉だと思います。
ユーザービリティとは「ユーザーにとって使いやすいかどうか」という意味です。
- どういう商品を紹介するのか
- どういう情報を発信するのか
- どういう装飾をすると見やすくなるか
- どこで改行すると読みやすいか
など、ブロガーは一生懸命考えています。
特に「発信する情報」つまり記事の内容にはこだわっている人が多く
しっかりと取材した上で記事を書きたいとか、しっかりと商品を使った上で記事を書きたいという人が多いです。
これはユーザーに対して「中途半端な情報は発信できない」ということです。
広告主のことを考えて行動をしている
次に広告主のことを考えているということです。
広告主が販売している商品やサービスをどうやって紹介するといいのか
を常に考えています。
たまに「悪いレビュー記事を書いて、特別単価※をくれたら、消す」というような交渉をするような人もいますが、そのような人は広告主に好かれることがなく、広告主を困らせるだけです。
また意図的に悪いレビューを書いてユーザーを煽るような表現をしていると、「信用毀損罪」や「脅迫罪」に問われる可能性があるので、やめておきましょう。
ただ商品レビューでメリットと同様に「こういうポイントはイマイチでした」というデメリットを伝える程度であれば、ユーザーのためになる可能性が多いので、あくまでも広告主とユーザーのことを考えたバランス感覚が大事です。
広告主と二人三脚で成長するイメージでブログ運営しているからこそ、広告主に取材をすることができ、信頼性向上につながったりします。
広告主は、多くのブロガーさんと共に成長したいと思っている企業が多いので、そのような精神を持っているブロガーさんほど、多くの広告主の協力を得られるのです。
ASPを仲間と思って、一緒に成長している
またASPさんを仲間と思って、一緒に成長したいと思っている人が多いです。
ASPなしでは、成果報酬型広告は成り立ちません。
ASPがしっかりと成果を測定してくれているからこそ、皆さんのブログ運営というメディア事業がビジネスできているのです。
しっかりと成果を上げて、まっとうに運営している人ほど、ASPさんの協力を得られやすくなるので、その点も理解をしておきましょう。
協力者のメリットをしっかりと考えた立ち振る舞い
最後に、協力者のメリットです。
9-3で他社(者)と協力し合うというお話をしましたが
そのような場面が一番、相手のメリットを考える必要があります。
取材をするにしても、その取材が相手にメリットがないと取材はできません。
一緒にイベントをするにしても相手にメリットがないといけません。
どのようなことをするにしても、自分だけにメリットがあるようなことは成立しないのです。
だからこそ、「相手のメリット」を先に考えて、そのメリットを渡した結果、こちらが望んでいることが実現できるという方向を考えないといけないのです。
もちろん、相手のことばかり考えているとブログで収益化するのは難しいですが
- 相手のメリットを考える
- そのメリットを渡すための方法を考える
- その方法の中に自分のメリットにもなるようなことを織り込む
ということを意識すれば、きっとブログ運営に発展性をもたせることができるでしょう。
この記事を書いた人
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河井 大志 【株式会社Smartaleck】
「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。
・著書
- 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
- 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊
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