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【9-2】しっかりした記事を書いて、色んな人に紹介してもらえる工夫をする

自分自身をブランディングすることで、自分自身のブログの価値が上がることは分かりました。

 

次に「有名になるわけ」ではないけれど、色んな人に支持をされる方法をご紹介します。

 

つまり先ほどの9-1がE-A-TのAである「権威性」がメインだとすると今回の9-2はTの「信頼性」の話になります。

 

信頼性を上げるためには被リンクが必要になるので、ここでは被リンクを獲得するための方法をご紹介します。

 

信頼性を上げるにはリンク獲得が重要

 

Googleは「Googleが掲げる10の事実」の中で「4.ウェブ上の民主主義は機能する。」と明言しているように、ウェブ上の民主主義を大事にしています。

 

つまりGoogleはブログを評価し、順位を決める上で「民主主義」を採用しているということです。

 

これをSEO的な解釈で説明すると、「被リンクの数」が重要ということになります。

 

ユーザーがリンクをする時というのは

 

「この記事良かったよ」「このブログ見てほしい」「このブログの情報は信頼できるので参照しました(8-4参照)」という時に使いますので

 

「このブログはいい」という証明でもあります。

 

ですのでGoogleは「リンクを多くもらっているブログ」の評価を上げるのです。

 

これはリアルな世界でも同じで

たくさんの人に「この人はいい人だ」と言われる人はいい人が多いですよね。

 

それに加えて

身元が分からない人が「この人はいい人だ」というよりも、自分と仲の良い友人が「この人はいい人だ」と言われた方が信頼できるでしょう。

 

ですので、自分が運営しているブログでも

 

既にたくさんリンクをもらっている信頼性の高いサイトからリンクをもらうことが重要なのです。

 

僕の経験でも、自分のブログに対するリンクが増えてくれば「上位表示されやすくなってきたな」と明らかに感じますが

 

それと同様にリンクの数は少なくても「商品を販売している企業サイト」や「上場企業のサイト」からリンクされた時は明らかに上位表示されやすくなったと感じました。

 

このような「既にたくさんリンクをもらっている信頼性の高いサイト」からリンクをもらうことも、Googleも評価してくれ順位上昇に関係してくるのです。

 

リンクをもらうためにできる工夫

ではどのようにリンクをもらうのか。というお話をしていきます。

 

リンクのもらい方はたくさんありますが、まずは初心者の人でもやりやすい方法をご紹介します。

 

難易度の低いキーワードで上位表示する

まずはじめにやりたいことは、しっかりと検索エンジンで上位表示することです。

 

上位表示するということは、アクセスが増えるということです。

 

アクセスが増えるということは、見ている人が多くなるということです。

 

見ている人が多くなり「いい記事だ」と思ってくれる人が多ければ、リンクをしてくれるチャンスが増えるということなんです。

 

だから僕が運営するメディアでは、Google 広告のキーワード プランナーで「月間検索回数10回」など少ない検索回数のキーワードでも、記事を書いて、上位表示をして、アクセス数を増やします。

 

特に検索回数が少ないような一般キーワードはライバルも少なく、上位表示しやすいので初心者の人は必ず狙うべきキーワードでしょう。

 

リンクというのは何かの施策をして「やった!100リンク増えた!」というものではありません。

被リンクを増やすのは、このようにコツコツ記事を書いて、記事が少しずつ上位表示し、アクセスが増え、その結果、リンクが少しずつ増えていくという地味なプロセスでもあるのです。

 

いい記事を提供する

また何かのキーワードで上位表示できたとしても、記事がいいものでないと紹介してもらえません。

 

何度も言いますが、第3者がリンクをする時は「オススメする時」です。

 

つまりは「オススメしたくなるくらいの記事」を書かないといけないのです。

 

厳密にはリンクする時は

 

「(いい記事なので)参考にした」
「(いい記事なので)引用にした」
「(いい記事なので)ブックマークして後から読みたいと思った」
「(いい記事なので)自分の記事で紹介した」

 

という時に起こります。

 

いずれの理由でも「いい記事なので」という前置きが付くように、「いい記事」だからこそリンクが付くのです。

 

1次情報を公開できるようにする

もっとリンクをつきやすくするには「1次情報」を発信できるようにしましょう。

 

1次情報というのは、「あなた自身が調査、統計、研究、体験した結果、得られたあなたしかしらない情報」です。

 

一番簡単で取り組みやすいのは体験をベースにした情報発信でしょう。

 

特にブロガーさんは体験談記事を多く投稿しています。

 

そしてもう1つできるのが統計を取るような1次情報です。

 

例えば

 

  • Twitterのフォロワー数が多ければ、Twitterのフォロワーを対象にアンケートを取る
  • アンケート調査サービスを利用してアンケートを取る

 

そのアンケートをもとに記事を書くイメージです。

 

婚活ブログを運営しているのであれば

 

「女性100人に対して、結婚するなら年収はどれくらいを求める?」

 

というようなアンケートを取集して、そのデータをもとに記事を書くようなイメージです。

 

このようなアンケートを利用した1次情報は参照リンクをもらえやすくなるので、レベルが上がってきたらやってみましょう。

 

オリジナルの図やイラストを使ってみる

もしイラストレーターやフォトショップなどでイラストや図を作れるのであれば、

記事の中に、解説するためのイラストや図を入れるとよいでしょう。

 

このようなオリジナルな図は引用されて、引用リンクをもらえる時があります。

 

僕が運営するブログでも、図やイラストを使っている記事の方が、リンク数が多いです。

 

ただしあなたのサイトに何かしらの引用をするには、注意が必要です。

 

他人が書いた文章や作成された図、写真、SNSへの投稿などは「著作物」という扱いです。

 

著作物の無断引用は、あとからあなた宛に使用料の請求が来ることも珍しくありません。

 

また場合によっては、刑事・民事の両方で責任を問われることもあります。

 

引用のルールとしては

 

(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)

 

 

また自分でイラストや図を作れない!という場合は、簡単にイラストを作れるようなツールなどもあるので、一度調べてみましょう。

 

話題にのって記事更新をする

もし自分自身が運営しているブログのやっているジャンルに関するニュースや話題で盛り上がっているのであれば、それに対する意見をする記事を書いてみましょう。

 

そしてその記事をTwitterなどでもつぶやいてみましょう。

 

例えば介護士ブロガーのたんたんさんは、「介護」に関するニュースが出た場合、そのニュースに対する意見を記事にして、Twitterでつぶやいています。

 

記事URLをTwitterでつぶやくことで、たんたんさんのフォロワーさんに行き届くので、見られる可能性があります。

そして他のブロガーがたんたんさんの記事を読んだ感想を記事して、リンクにつながったという事例もあります。

 

それらのニュースや話題は関心度が高いので、多くの人が反応して記事を書いたり、ブックマークしたりするなどでリンクが増える可能性が高いです。

 

被リンクを増やす施策というと4-3でも紹介したように「自分自身でリンクを貼る」は「リンクを購入する」ということを思いつく人が多いです。

また「それ以外の施策はない」と思って、自分から被リンクを獲得するための行動をおこす人が少ないです。

 

今回ご紹介した自分から積極的に動いて被リンクを獲得するという意識を少しでも付けると、被リンクの数や質が変わってくるので、皆さんも試してみてください。

この記事を書いた人

河井大志 氏

河井 大志 【株式会社Smartaleck】

「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。

・著書

  • 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
  • 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊

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