【7-6】SEOとクリックを意識した記事タイトルを考えてみよう!
ここまでくると皆さんもブログに投稿すべき1記事が完成しているのではないでしょうか。
あとは記事のタイトルを考えて、文字装飾をして記事を読みやすくしたり、記事に対してSEOをしていく工程に入ります。
こうやってブログに投稿される記事は丹念に作られていくのです。
実は最後に考える記事のタイトル
このようなことを言うと
「えっ?記事のタイトルって、先に決めてから記事を書くんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれません。
(↑先回りして、疑問を解決「7-4」を参照)
記事を書き始める時は仮タイトルを決めておいてもいいかもしれませんが、基本的に記事のタイトルは記事が完成してから、決める方がいいんです。
というのも、記事のタイトルは
- 記事の内容を一言で表すもの
- 記事が読まれるか判断されるもの
でもあるので、とても重要であると同時に、書き終えた後だから決めることができると言っても過言ではないのです。
非常に簡単な例を出すと
というタイトルを付けて、記事を書き進めるうちに
「そういえば、もう1つ、オススメの婚活アプリがあったな」となれば
10個ではなく11個になります。
また
「色々考え直すと、30代と40代にオススメできる婚活アプリが多いな」となれば
「30代の男女」だけでなく「30代40代の男女」になります。
このように記事のタイトルは記事の内容によって大きく変わるので、後から付けるのが良いのです。
やってはいけないタイトルの付けた方
次に記事タイトルの基本的なことをお話しておくと、1つだけ「やってはいけないタイトルの付け方」があります。
それは
「短すぎるタイトル」を付けるということです。
特にこの失敗は初心者ブロガーさんに多いです。
というのも「ブロガーになろう」とか「ブログ運営しよう!」という人がよくイメージさするのは
「芸能人のブログ」なんですが
芸能人がやっているブログを見ると・・・
「沖縄の景色最高!」
とか
「今日は娘の誕生日♪」
とか
「お昼ご飯はきになってたカフェで★」
みたいなタイトルが多いんです。
これは芸能人のブログならではの傾向なのですが、それが当たり前と思って、自分のブログでそのようなタイトルを付けてはいけません。
タイトルを決める時に考えるべきこと
ではどのようなタイトルにしていくことが重要なのでしょうか?
芸能人のブログはせっせとSEOをしなくても、アクセスが集まりますが、そうではなく、しっかりとSEOで集客していく僕たちは、色んな工夫が必要なのです。
狙っているキーワードが入っているか
まず、基本中の基本ですが、上位表示したいキーワードは必ず記事のタイトルに入れてください。
タイトルは記事の顔でもあるので、そこに狙っているキーワードが入っていないということは、まったく別のキーワードを狙っているとGoogleが判断するのです。
もし
「婚活アプリ オススメ」というキーワードで上位表示したければ
「婚活アプリ」という言葉と
「オススメ」という言葉を
記事のタイトルに入れないといけないのです。
検索エンジンでクリックしたくなるか
その次に意識するのが、検索エンジンで上位表示された時にクリックしたくなるタイトルになっているかどうかです。
「婚活アプリ オススメ」で上位表示したいと思って
というようなタイトルを付けて、万が一上位表示しても、検索結果でクリックされません。
皆さんも何か思いつくキーワードでググってみてください。
上位表示されている記事のタイトルはかなり工夫されているものばかりだと思います。
- 記事を読むメリット
- 運営者の強み
- イメージが湧くように数字で説明
- どんな人に読んでほしいのか
など、「読みたい」と思われる工夫が重要です。
これはリード文と同じ考え方です。
「つまらないだろうな」と推測されたタイトルは、上位表示できてもクリックされないのです。
だからこそ
とか
などのように工夫をすることが大事です。
他の記事と差別化されているか
基本的には
「上位表示したいキーワードを入れる」
「クリックしたくなるタイトルにする」
の2つのパターンを抑えていればいいのですが、もう一歩差別化するのであれば
既に上位表示されている記事のタイトルと差別化するという方法もあります。
例えば上位表示されている記事のタイトルを見た時に
とか
など、上位表示されている記事のタイトルの傾向と真逆のタイトルを付けるのです。
こうすることによって、上位表示されている記事の中で目立つことができます。
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このように、他の記事のテイストと違うタイトルを見せることができれば
「この記事は他の記事と違うかも」と思わせることができます。
タイトルとリード文で読まれるかが決まる!がルールを守る
記事のタイトルは検索エンジンに表示されるので
- 自分が探している情報が載っていそう
- 他と内容が違うかもしれない!
- すごい記事かもしれない!
と思わせることができれば、読んでもらえます。
ただし、記事のタイトルは記事の内容と合致していることも重要です。
インパクトを重要視しすぎて、内容が伴わない場合やウソである場合は、景表法違反、Google グループのコンテンツ ポリシーにも反するためよくありませんし、そのような手法で、ブログのファンにはなってくれません。
またそのような手法で集客できても、不信感が募るだけですので、商品の購入につながりませんし、下手をすれば商品のブランドイメージを崩す恐れもあります。
そういった文章の場合、広告主からの提携解除の可能性や売れている案件でも報酬が支払われないなどの、ペナルティが課せられる場合があります。
ですので、タイトルやリード文は
といったことはせずに、正当にライバルと戦うことを意識しましょう。
この記事を書いた人
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河井 大志 【株式会社Smartaleck】
「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。
・著書
- 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
- 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊
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