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【6-1】ブログの完成形を作り、各記事の役割をイメージする

たくさんのキーワードをピックアップして、キーワードリストが完成すると、どんな記事が入っているブログになるのかを想像することができます。

 

一度自分のブログの将来像をイメージしながら、「ブログの骨格」となる「ブログ構成」を考えてみましょう。

 

ブログの中期的な完成形をイメージする

まずはじめにブログの中期的な完成形をイメージしてみてください。

 

キーワードをピックアップする段階では、おおむね50記事~100記事分のキーワードをピックアップできているのが理想的です。

 

僕の場合は200記事分のキーワードを先に選定します。

 

もちろん、ブログは「完成する」ということはありません。

 

つねにそのジャンルのニュースや話題については記事を書き続けるべきでしょうし、先にピックアップしたキーワードすべてを書き終えた後は、「次はどういう記事を書いていこうかな」と思って再度キーワードのピックアップをしていくべきだと思っています。

 

しかし、まずは50記事~100記事程度が投稿された中長期的な完成形をイメージしてみてください。

 

  • もっと書くべきことはありませんか?
  • キーワードリストを見た時に、「この記事があるということはこの記事も必要!」みたいなものはありませんか?
  • 難しいことを説明する記事がある場合、それを補足説明すべき記事はいりませんか?

 

色んなことを考えて

 

「自分のブログはこの方向性でいいのか」

 

を再確認してみましょう。

 

各記事の役割を意識してライティングに活かす

またこれから投稿していく記事には「役割」があると思ってください。

 

11つの記事をしっかりと書いていくべきですが、

11つの記事はお互いに連携しあったチームでもあります。

 

厳格な父親が子どもに対して厳しく怒れば

さりげなく母親が子どももフォローをしたり

(我が家では逆ですが。笑)

 

イケイケの社長が勢いで事業計画を作り

インテリな副社長がその事業計画に戦略を付け加えたり

 

常に得点を狙う攻撃型の選手がいながら

常に得点を奪われないように考える守備型の選手がいるように

 

色んなチーム内にも「役割」があります。

 

50記事投稿するのであれば、その50記事は50人のチームでもあります。

 

そしてその「役割」を決定する基準は「その記事が狙っているキーワード」を参考にすると良いでしょう。

 

一般キーワードを狙う記事の役割

  • 教育ブログの場合の「掛け算 教え方」
  • 家事代行ブログの場合の「お風呂 カビ予防」
  • 英語ブログの場合の「リスニング上達 教材」

 

のような一般キーワードを狙う記事の役割は

 

  • アクセス数アップ
  • ブログ全体のSEO価値のアップ
  • 被リンクの獲得
  • 他記事への誘導

 

という役割になります。

 

一般キーワードは、皆さんが運営している「ジャンルに関連するキーワード」で調べている人が来てくれるキーワードですが、「購入や契約」にはつながりづらいキーワードでもあるので、「収益化」という役割を持たせることはありません。

 

それよりも、ライバル数が少ないので、しっかりと上位表示を行い「アクセスを集めてSEO価値上昇」につなげる役割をもたせた方が良いです。

 

アクセスが集まりだすと、来てくれた人が「どれくらいの時間、記事を読んでくれたか」「その人が他の記事を読んでくれてるか」などの情報をGoogleが取れるので、正確にGoogleも順位付けできるようになり、基本的にはSEO的には良い方向につながります。

 

加えて、アクセスが集まるということは、見てくれた人が「この記事、よかったよ」と紹介してくれる可能性が出てくるので、リンクを獲得できる場合もあります。

 

そして、一般キーワードからアクセスし、その記事からは購入などにつながらなくても、お悩みキーワードやジャンルキーワードに誘導することによって成果につながる場合もあります。

そういう役割をもたせる意識をしてみましょう。

 

悩みキーワードを狙う記事の役割

  • 教育ブログの場合の「休日 家遊び バリエーション」
  • 家事代行ブログの場合の「エアコン 汚い」
  • 英語ブログの場合の「英語 話せない」

 

のような悩みキーワードを狙う記事の役割は

 

  • 収益化
  • アクセス数アップ

 

という役割になります。

 

悩みキーワードは、「悩みを抱えている」「悩みを解決する方法を求めている」「解決する方法は“考えやノウハウ”と“商品サービス”の2つ」というようなキーワードです。

 

事例の「英語 話せない」というキーワードは

「英語が話せない理由を知りたい。(それを解決して話せるようになりたい)」というようなキーワードだと推測されます。

 

しかしその解決方法は

 

  • 「手元にある英語の教材を何回も繰り返し復習しましょう」
  • 「YouTubeなどで無料公開されている英語スピーチを覚えましょう」

 

などで落ち着くかもしれません。

 

ですので、必ずしもブロガーさんが商品やサービスの購入や契約に至るとは考えられません。

 

よって記事の役割としては「解決方法を教える記事を書いて、アクセスを集める」ということになります。

 

ただし、世の中にある商品やサービスは基本的には「悩みを解決する」「便利にする」というようなものが多いので、記事内で「こういう解決策もありますよ」という方法で商品やサービスを紹介し、ジャンルキーワードを狙う「商品の比較記事やランキング記事」に誘導するような役割も期待できるでしょう。

 

ジャンルキーワードを狙う記事の役割

  • 教育ブログの場合の「3歳 教材 おすすめ」
  • 家事代行ブログの場合の「エアコン掃除 キャンペーン」
  • 英語ブログの場合の「TOEIC パーソナルコーチ」

 

のようなジャンルキーワードを狙う記事の役割は

 

収益化

 

という役割になります。

 

悩みキーワードとは違い、ジャンルキーワードは

 

「悩みが明確で、その解決策も明確になっています。」

 

家事代行ブログの場合の「エアコン掃除 キャンペーン」は

 

「エアコン掃除を業者にお願いしたいけど、キャンペーンでお得に依頼したい」

 

というキーワードだと推測されます。

 

ですので、このようなキーワードで上位表示する記事の役割は「収益化」です。

 

しっかりとその商品ジャンルの比較、考察、レビューなどを行い

 

ブログに来てくれた人が「自分に最適の商品やサービス」に出会えるような記事にして、収益化することをめざしましょう。

 

商標キーワードを狙う記事の役割

 

教育ブログの場合の「こどもちゃれんじ 紹介」
家事代行ブログの場合の「くらしのマーケット 料金」
英語ブログの場合の「レアジョブ 教材」

 

のような商標キーワードを狙う記事の役割は

 

収益化

 

という役割になります。

 

ジャンルキーワードは

 

「悩みが明確で解決策も明確」

 

でしたが商標キーワードは

 

「悩みや疑問が明確で“悩みや疑問を解決するための商品”も明確」

 

です。

 

商標キーワードで検索している人は

 

その商品やサービスが気になっており、背中を一押ししてもらえれば購入するような人が検索していることが多いです。(もちろん100%そうだとは言い切れない)

 

ですので、その一般ユーザーが知りえない商品やサービスの情報を購入前のユーザーに届けるという社会貢献をし、収益化することが重要です。

 

商標キーワードで狙う記事は昔であれば「何となく商品販売ページを見てライティング」していましたが、今ではそのような記事はユーザーのためにもなりませんし、ユーザーも満足しませんし、そもそも上位表示することができません。

 

成功しているブロガーは

 

  • 「実際に使ってみてレビュー」
  • 「知人に使ってもらった感想を紹介」
  • 「販売元の企業に取材」

 

などの工夫をしながら、記事を書いています。

これであれば一般ユーザーが知りえなかったことを購入前に知ることができ、購入する場合も納得して購入できます。

 

ブログに来てくれた人の誘導方法もイメージしてみる

各記事にはこのような役割を持たせることをイメージして記事を書いていくことが重要です。

 

また広告の成果が「ゴール」や「得点」と仮定するならば

 

  • サッカーであれば、ゴールまで「どうやってパスをつないでいくか」
  • リレーであれば、ゴールまで「いかにスムーズにバトンパスをするか」
  • 野球であれば、1点を取るまで「どういう戦略で塁をすすめていくのか」

 

ということも意識しなければなりません。

 

例えば以下のようなことも意識してみると良いでしょう。

 

「一般キーワード」→「ジャンルキーワード」

一般キーワードに来た人は、悩んではいないものの、そのジャンルに興味のある人ですが

 

運営しているブログに興味があることは間違いありません。

 

例えば「お風呂 カビ予防」などと検索して記事を見てくれている人に対して

 

「自分で水回りの掃除をするのは大変ですが、業者さんにお願いすると2時間1.5万円ほどでお願いできます。大掃除のタイミングなど年に1回ぐらいお願いしてみるのも良いのではないでしょうか?」

 

というような誘導で家事代行サービスを紹介している記事に誘導してもよいかもしれません。

 

「悩みキーワード」→「ジャンルキーワード」

また「英語 話せない」と検索して来た人に対して

 

色々な解決方法を紹介してあげながらも、オンライン英会話に関する内容の箇所で

 

「実際に英語を話してみて伝わりやすいときと、そうでないときがある。たくさん英語を話すことで、徐々に上達して講師も一緒に喜んでくれる」

 

という誘導でオンライン英会話を紹介する記事に誘導してもよいでしょう。

 

「ジャンルキーワード」→「商標キーワード」

ジャンルキーワードで来てくれた人に対しては、「どの商品にしようかな」というレベルの人が多いので

 

「泣ける映画に関しては、こちらの記事で泣ける映画10選を書いてみましたので、気になる方はチェックしてみてください。」

 

という誘導で商標キーワードを狙う記事に誘導をしてもいいでしょう。

 

4つのバトンをつなぐ誘導

このような流れを考えると

 

一般キーワード

悩みキーワード

ジャンルキーワード

商標キーワード

 

という形で自分のブログの記事内でパスを出していって、アクションしてもらうということも考えられます。

 

ここで一番ダメなのが、1つの記事で無理やり完結させよう!とか儲けよう!と思ってしまうことです。

 

例えば

 

「英語はとにかく話すことが重要で、文法や単語、発音を知らなくてもまずは英語ネイティブと時間を共有することが重要なので、すぐにオンライン英会話に登録しましょう」

 

というような無理やりの誘導をするとユーザーも不信感を抱きますし、ユーザーの悩みを最高の形で解決できるとは思いません。

 

広告掲載というのは、無理やり成果をあげるものではなく

ユーザーの悩みを解決しながら成果を上げる。という社会貢献性も求められるので、そういう意味でも各記事の役割を考えることが重要です。

この記事を書いた人

河井大志 氏

河井 大志 【株式会社Smartaleck】

「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。

・著書

  • 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
  • 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊

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