【4-1】検索エンジンの仕組みとSEOって何?
ここからまずは検索エンジンの仕組みを理解してもらい、SEOに活かしてもらいたいと思っております。
「SEO」と言われると、初心者の人は以下のような難しいことを考えてしまう人も多くいます。
上記のような英語の羅列(HTML)を修正をして、ひたすらにパソコンをカチカチしていく・・・
HTMLを細かく修正していくと、何かしらのバグを引き起こして裏技的に上位表示できるんじゃないか・・・
つまり映画に出てくるようなハッカーのようなスキルが必要で、途方もない勉強が必要なんじゃないか・・・
しかし、基本的にはSEOというのはそのようなものではありませんのでご安心ください。
またこれから解説していくSEOの手法は、もちろん覚えておいてほしいですが、この講座を全て読んで理解し、その通りブログ運営をしていくと、自然と実践できているのでご安心ください。
検索エンジンを決定しているのはGoogle
まず最初に知っておいてほしいことは
ということです。
昔はYahoo!とGoogleでは検索結果が異なっていましたが、2011年に一緒になりました。
ただYahoo!で検索するとYahoo!知恵袋、Yahoo!ショッピングが出てくるなどの違いはあります。
また日本国内で使われている検索エンジンはbingやmsnなどもありますが
約75%がGoogle
約18%がYahoo!
となっており、約93%の人がGoogleとYahoo!を使っていることになります。
引用:statcounter 2019年1月~2020年2月の日本の検索エンジンシェア
そしてその93%の人が使っている検索エンジンの順位をGoogleが決めているのです。
つまりはGoogleが決めている「こういうサイトを上位表示しますよ!」という指標を大事にすることが重要なのです。
Googleの考えをまずは理解してみる
このような事情があるので、まずは「Googleの考え方」を知っておく必要があります。
Googleの考え方を知るためにはGoogleが掲げる10の事実を見るのが早いです。
ただどれも抽象的なことですし、これはGoogleの働き方やGoogleが提供しているサービス全般(GmailやYouTubeも含む)のことなので、必ずしもGoogleの検索エンジンの考えというわけではありません。
例えば「9.スーツがなくても真剣に仕事はできる」などは働き方や考え方の部分なので、検索エンジンとは直接的な関係はないでしょう。
実際にGoogleに行ってみると分かりますが、スーツで出勤している人はおらず、ゲームができる部屋などがあり、創造的に仕事ができる環境になっています。
ですが、この中でも検索エンジンに関わることもありますし、Googleは「Googleブログ」などで検索エンジンについては「こういうことをすると上位表示するよ」とか「こういうことはしないでね」という情報は常に発信しているので、そのような情報を収集し、Googleの考えを正しく理解することが重要なのです。
SEOとは一体何なのか?
しかし、Googleが発信している情報を、過去にさかのぼって、情報を収集し、正しく理解することは難易度の高いパズルようなものです。
だからこそ、この講座で分かりやすく解説をしていくのですが、その前にまずは「SEO」という言葉を正しく理解する必要があります。
日本語に直すと「検索 エンジン 最適化対策」の略になります。
初心者的に翻訳すると「Googleなどにしっかりアピールして、検索エンジンで、上位に表示させるための対策方法」ということになります。
よく勘違いされるのが
と理解する人がいますが、そうではありません。
正しくは
になります。
めちゃくちゃ分かりやすい事例としては以下のようなものがあります。
という表現をブログの記事でしても、Googleは何のことかさっぱり分かりません。
なぜならGoogleは「ロボット」だからです。
しかし
と書くことによってGoogleは理解することができます。
そしてGoogleは「この記事ではTOEICのスコアと希望の留学先への応募や合格の可能性について説明しているんだ」ということが分かるのです。
これはとても簡単な事例ですが、このようなことが一種のSEOになります。
では次の講座でSEOのポイントを紹介していきたいと思います。
この記事を書いた人
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河井 大志 【株式会社Smartaleck】
「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。
・著書
- 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
- 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊
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