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【4-3】SEOのスパム行為を避けてクリーンなサイト運営を行おう

なぜ「昔のスパム的なSEO」についてお話するのかというと、「昔も今もGoogleの考えはほとんど変わっていないので、その考えを逆手にとった昔のスパム的なSEOを知ることで大事なことが分かる」と考えているからです。

 

それに加えて

世の中にはたくさんのSEOノウハウがあふれていますが

 

「どのSEOが今も通用して、通用しないのか」とか「どういうSEOをしてはいけないのか」を知っておくことは情報収集する時に役立つでしょう。

 

隠しテキストやキーワードの列挙

まずかなり初期のころのスパム的なSEOは単純で

「上げたいキーワードがどれだけ記事の中に入っているか」

 

というものでした。

 

つまり

 

「英会話 レッスン」というキーワードで上位表示したければ

 

「英会話」という言葉と

「レッスン」という言葉をどれだけ多く入れることができるのかというものでした。

 

とっても単純な仕組みですよね。

 

ですが同じ言葉を入れすぎると、文章がおかしくなるので

 

「白い背景で白い文字で言葉をたくさん入れる」などの裏技などがありました。

 

これを「隠しテキスト」と言います。

 

現在ではこのような手法は通用しません。しかしそれに通じるものがあります。

 

それは8-1で紹介するように、「代名詞」などをキチンとした「名詞」に変えましょうなどのSEOです。

 

「そうすることでお肌の調子が整います。」

→「しっかりと洗顔することでお肌の調子が整います。」

 

「これはとても大事なことなんです。」

→「プロフィール設定をすることはとても大事なことなんです。」

 

「このようにすると英語が上達するのです。」

→「毎日アプリを使って英会話レッスンをすることで英語が上達するのです。」

 

少し国語の授業のようになりましたが、検索エンジンは「Googleで働いている人」が11つサイトをチェックして順位を決めているのではなく、「Googleのロボット」が11つチェックしているので、このような基本的なことは知っておくとよいでしょう。

 

自作自演の被リンク対策

その次に流行ったスパム的なSEO「被リンク」を増やすということです。

 

被リンクとは「リンクをされる」という意味です。

 

例えば、他のブログで「この記事はすごくいいから見てください!」

 

の「この記事」の部分が青い文字になっていて、クリックすると、その記事に移動することができるアレです。

 

つまり「たくさんのブログで紹介される」=「いいブログである」=「上位表示すべき」という考えなのです。

 

このような傾向があると、裏技を考える人は、自分でアメーバブログなどの無料ブログをたくさん開設して、自分が力を入れていきたいブログにリンクをしたり、もっとお金をかけている人は100個のレンタルサーバーを借りて、そこにオリジナルのサイトやブログを作って、リンクを送ったりしていました。

 

またリンクを販売している業者もあり、多くの企業が利用していました。

 

1リンク1,000円などのお金を払えばリンクを増やせるというものです。

 

今ではGoogleのロボットも賢くなってきたので

 

「第3者が自然と紹介しているリンク」

なのか

「自分自身でリンクしたのか。またはリンクを購入したのか」

 

を高確率で分かるようになりました。

 

ですので、リンクを自分自身でしたり、リンクを購入するのはやめましょう。

 

ですが、「Googleが掲げる10の事実」の「4.ウェブ上の民主主義は機能する。」というものがあるように「リンクが多い」とか「大企業などの信頼できるサイトからリンクをもらっている」という指標はSEOに大きな影響を与えていることは間違いありません。

 

「他サイトからリンク(紹介)をされる」のは、選挙でいう「1票をもらう」というのと同じですので、「より魅力的な記事を書いて、ユーザーのためになる情報を発信して、リンクしたくなるブログ」を目指す必要があるのです。

 

良質な記事を求めるコンテンツマーケティング

リンクが重要だ~!!

リンクを買え~!!

リンクを自分でしろ~!!

 

の次にやってきたSEOブームは

 

「ライバルよりいかに優れたコンテンツを作るか」

 

というものです。ここからは少しスパム的な色合いは薄まってきます。

 

ただし、中にはライバルサイトの記事を「リライト」という「少しだけ変更」して、自分のブログに掲載するというスパム的な方法もありました。

 

ですが基本的には

 

  1. 上位表示したいキーワードでGoogle検索してみて
  2. 上位の1位~10位のサイトをチェックして
  3. そのサイトのコンテンツ(記事)内容を自分のブログ記事でも書いて
  4. 少しでもライバルサイトよりも良い記事に仕上げましょう

 

というような流れでした。

 

このような傾向から

「記事は長文の方が上位表示しやすい」という勘違いをしたようなSEOもありました。

 

このあたりのSEOは隠しテキストや被リンクなどとは違い、明らかなスパム的なSEOとは異なってきます。

 

ですが、「良い記事」を書くために「他のサイトの情報を鵜呑みにして情報発信する」という手法でもあるので「この記事の情報は本当に正しいのか」という「問題」も起き、流れが大きく変わりました。

 

情報の信頼性や正当性をが問われる最新のSEO

その流れを受けて、Googleが強化をしたのが

 

そのブログやブログ運営者に

 

  • 権威性ってあるの?
  • 信頼性ってあるの?

 

というものです。

 

一番簡単な事例を説明すると

 

普通のブログで「医療や健康に関するような記事」を書いても上位表示できず

医者のブログ、病院のコラムなどが上位表示される

 

というようなものです。

 

実際にGoogleは検索エンジンの抜本的な改革として「医療健康アップデート」と呼ばれるアップデートを行いました。

 

そのような流れを受けて「どのような分野」も権威性や信頼性が求められるようになったのです。

 

だからこそ

「ブログをするジャンルを選ぶときに“強み”を活かして選ぶ」というのが重要なのです。

 

興味のないこと、詳しくないことでブログをスタートしても権威性や信頼性を得るのは難しいのです。

 

逆に自分が詳しいジャンル、またはこれから確実に詳しくなるジャンルでブログをスタートすれば、ブログの記事の内容が良くなるのはもちろんのこと、TwitterなどのSNSでも支持されて、「ジャンルに特化したブロガー」というよりも「そのジャンルの専門家」のような立ち位置になるのです。

 

このようなポジションになることによって、上位表示しやすくなります。

 

今は「パソコン1つでブログをコツコツ運営する」というよりも

 

そのジャンルの「専門家」とか「プロ」とか「コンサルタント」とか「オタク」になってリアルな場、SNS上など、どちらも使って第3者(社)と関わる必要があるのです。

 

やってはいけないSEO

隠しテキストや被リンクの話をしてしまうと

 

「ふむふむ、河井は自分自身で被リンクをしてもバレる!と言ってるけど、本当はバレないんじゃない?むしろそれこそが、SEOの裏技なんじゃないか!」

 

と思ってしまう人もいるかもしれないので、最後に「ペナルティ」について説明をします。

 

Googleは「こんなことをすると検索エンジンから排除しますよ」というGoogle独自のルールを設けています。

 

Googleは、検索エンジンは「ユーザーのためになるもの」にしたいので

 

「ズルをして上位表示されたサイト」

「ウィルスが仕込まれたサイトが上位表示されている」

 

というのは「ユーザーに本当にいい情報が届かない」とか「ユーザーに不利益」になり、Googleの意思に反します。

 

ですので、そのようなルールを破った場合のペナルティを設けているのです。

 

スパム的なSEOが流行した背景にはGoogleの技術力が追いついていなかったということがあります。

 

隠しテキストで簡単にサイト内にたくさんの言葉を埋め込めるのも、被リンクを自分で送るのも技術力が付いてこなかったので「バレないSEO」だったのです。

 

ですが、日々Googleのロボットは進化しており、その精度はかなり上がってきています。

 

今や、「リンクを自分で送ろう!」とか「リンクを買いましょう!」とか「リンクが増えるツールを使いましょう!」ということを言っている人は見かけなくなりました。

 

まずは4-2で紹介した5つのポイントをしっかりと押さえて、ブログ運営をしていきましょう。

この記事を書いた人

河井大志 氏

河井 大志 【株式会社Smartaleck】

「アフィリエイト」と「SEO」に特化したWEBマーケティング企業である株式会社Smartaleckの代表取締役。

・著書

  • 「元Google AdSense担当が教える本当に稼げるGoogle AdSense」
  • 「10年稼ぎ続けるブログを創る アフィリエイト 成功の仕組み 」など合計5冊

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