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難易度の高い金融系ジャンルはポテンシャルの高さも魅力。多岐にわたるユーザーニーズにどう応えるか

先輩メディア:南川忠雄さん

wel-osaka.jp

株式会社サザンダイア 代表取締役

大手自動車メーカーへ新卒入社。個人顧客向けの商品販売やサービス提供にはインターネットでの情報発信が重要だと考え、入社5年後にWebコンサルタントとして独立。20148月、株式会社サザンダイアを設立。SEOでの集客に特化したメディア運営を主軸に事業を展開している。

・運営サイト

アフィリエイトの中で、金融ジャンルは報酬単価が比較的高めに設定されていることから人気が高く、競争が激しい分野であるといわれています。

 

そのような難易度の高い金融ジャンルで成果を出しているのが「wel-osaka.jp」や「SDファイナンスマガジン」です。

 

運営するのは、集客の主体をSEOとしたWEBメディアを複数運営している株式会社サザンダイア

 

同社では、金融ジャンルを中心に、そのノウハウを他のジャンルにも広く展開して成果を上げています。

 

今回は、代表取締役の南川忠雄さんに金融系ジャンルの魅力や運営のコツについて伺いました。

 

 

wel-osaka.jp」や「SDファイナンスマガジン」は、それぞれどのようなメディアなのでしょうか?

wel-osaka.jp」は借り入れに関する情報やカードローンの比較コンテンツを中心に扱っています。

 

wel-osaka.jp

 

2021年に立ち上げてから順位のアップダウンはあるものの、ローン関連のキーワードで安定的にトラフィックを獲得してくれているメディアです。

 

難易度の高い「お金借りる」というキーワードでも上位表示することができました。

 

メディアの立ち上げ当初は、借り入れに関するコンテンツを増やしていましたが、借り入れをするユーザーの視点に立って、直接借り入れとは関係しないけれど必要性の高いコンテンツも増やしています。

 

同じく2021年に立ち上げたのが「SD ファイナンスマガジン」です。

 

SDファイナンスマガジン

 

wel-osaka.jp」では網羅しきれないコンテンツをカバーすることを目的として、借り入れやローンに関連する情報と、複数のクレジットカードを比較するメディアとしてスタートしました。

 

外部の専門業者にアンケート調査を依頼したり、外部のコンテンツ監修者を導入したりするなど、ユーザーから信頼されるコンテンツの提供にこだわりを持ったメディアです。

 

また、各商材が比較しやすくなるようなツールを搭載させるなど、ユーザーが利用しやすいコンテンツは何かを追求する方針で運営しています。

 

 

それぞれのメディアの運営状況を教えてください。

どちらも検索エンジン経由での流入がメインのため、UUは集客目的として設定したキーワードの需要と検索順位によって変動します。

 

wel-osaka.jp」は、ビッグワードだけでなく、スモールワードもカバーしており、検索回数が少ないキーワードであっても流入したユーザーを適切な商材に送客できている状況です。

 

一方、「SD ファイナンスマガジン」は、ビッグワードを主軸にしていて、案件ごとの個別ページへの送客からユーザーにとって最適な商材への送客に特化しています。

 

 

メディアの運営は、どのような体制で行っていますか?

基本的には、立ち上げから運営までをすべて社内で行っています。

 

メディアごとの担当者に加えて、メディア全体の担当としてメディアディレクター、ライター、エンジニアを配置して品質の担保を行っています。

 

また、一部の作業については外部の方に依頼をすることで効率化を図り、メディアの状況分析やSEO施策になるべく多くの時間を割くようにしています。

 

例えば、記事制作は外部のライター様に依頼し、納品された記事を社内ライターが一次チェックして各メディアの担当者に連携しています。

 

記事の最終チェック、公開作業、公開後の調整は各メディア担当が行います。

 

 

メディアのCVRを上げるために行っている工夫を教えてください。

弊社が考えるメディアの役割は、ユーザーのニーズにマッチしたコンテンツの提供と、ニーズに適した商材への送客です。

 

そのため、集客したユーザーへ適切な送客が出来ているかを週次で振り返り、ページの滞在状況や商材への送客状況によって、コンテンツ内容や掲載する商材の調整をしています。

 

また、コンテンツの見せ方によっては、CVRとその後の契約率や継続率にも影響が出ます。

 

提供される商材LPのコンテンツ内容に変更があったらユーザーのニーズに乖離が生じていないか、商材LPの内容と照らし合わせた調整も行います。

 

ユーザーのニーズに適した商材の提案をする為に、選択肢をメディア側で絞るツールの埋め込みもCVR改善に貢献してくれています。

 

各商材が比較しやすくなるようなツール

 

 

難易度が高いといわれる、金融系のジャンルを選んだ理由を教えてください。

金融系のジャンルは市場規模が大きく、メディアの成長に対するリターンが魅力的であったことが選定の理由です。

 

弊社が参入した当時は、金融関連のテーマを深掘りしたメディアがまだ少なかったので、コンテンツ次第で競合との差別化を図れると思いました。

 

また、金融系のジャンルでは、ユーザーのニーズが多岐にわたっていたため、弊社が得意とする発想の転換で集客用のキーワードを独自に生み出せるのではないかと感じたのも大きいですね。

 

 

現在、金融系メディアを複数運営されていますが、それぞれ立ち上げた当初から、計画通り進められていたのでしょうか?

wel-osaka.jp」はビッグワードでの上位表示を目的としたコンテンツから制作を始めましたが、メディアの成長曲線がスローペースで、計画通りに成長させることができませんでした。

 

しかし、ユーザーのニーズに合わせたスモールワードでの流入を集めていったことで、運営開始から1年後には目標を達成できるようになりました。

 

SD ファイナンスマガジン」は商材のテーマごとに集客記事を切り分けて、メディアの成長に合わせてコンテンツを少しずつ追加していきました。

 

この方法で、ある程度は計画通りに進めることができました。

 

 

具体的に、初めて金融系メディアを立ち上げてから最初の収益化まではどのくらいの時間、工数がかかりましたか?

うろ覚えになりますが、最初の収益化はメディアを立ち上げてから一ヶ月当たり150時間ほどの稼働で3ヶ月くらいかかったと記憶しています。

 

当時はSEOも今ほどは厳しくなかったので、比較的早かったと思いますね。

 

ただ、金融系ジャンルに参入した当時は、コンテンツを作っても思ったより集客ができないなどの失敗も多かったです。

 

最初はユーザーのニーズを把握しきれていなかったため、ニーズにマッチしないコンテンツを作ってしまっていました。

 

 

金融系メディアを運営する上で、一番大変なのはどんなことですか?

競合に負けないコンテンツの提供と、厳しい表記修正への対応ですね。

 

金融系メディアは表記の規制が厳しい中で、競合メディアと差別化できるコンテンツの提供が重要です。

 

NG表現を修正するなど表記の規制を遵守しながら、自社と競合メディアを比較して不足がないか、どのポイントがよりユーザーのニーズに合うコンテンツになっているかなどを調査してコンテンツを調整するので、神経を使います。

 

 

金融系メディアを運営してよかったこと、続ける魅力は何でしょうか?

もちろん、得られるリターンも魅力ではありますが、メディアの成長やそれによって新たなノウハウが蓄積されていくことが非常に面白いですね。

 

メディアを運営していると、ユーザーから直接お問い合わせをいただくことがあるのですが、それを生の意見として参考にさせていただくことで、コンテンツの拡充に繋がることがあります。

 

また、メディア運営を通じて多くのパートナーに出会うことができました。

 

メディア運営をしていることで、さまざまな経験ができ、それによってアイディアの引き出しが増えていくと感じられることがとても大きな魅力だと思います。

 

 

これから金融系メディアを運営したいと思っている方にアドバイスをお願いします。

金融系メディアの運営は、他のジャンルに比べるとやはり難易度が高いと思います。

 

特に、個人で一からメディアを運営するハードルは年々高くなっている状況です。

 

しかし、ユーザーのニーズを理解しようと努力すれば、スモールワードでもメディアを成長させることはできますし、市場規模が大きい分5~10万円の売り上げを目指している方なら、比較的すぐ目標に到達できる可能性があります。

 

上手く隙間を狙っていけば、自分しか知らないお宝キーワードで売り上げを作っていける、そんなポテンシャルのあるジャンルです。

 

そして、金融系メディアで運営経験を積むことで、独自のメディア運営方針を固めることができれば、それを他のジャンルにも応用することができます。

 

金融系メディアの運営をきっかけに、さらに成果を積み上げることができるはずです。