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広告主ページにも気を配る。成約率を上げるために必要な着眼点

先輩メディア:長井 英明さん

スマネット探偵

低コストで、良質な通信系商品を求めるユーザーに対し、インターネット回線やモバイルルーターなどの情報を配信するサイト「スマネット探偵」を運営。情報収集から記事の執筆まで1人で担当している。A8.net主催のセミナー「MEN’S A8」でアフィリエイトの基礎を学び、第一期生MVPを受賞した。

ユーザーの信頼を獲得する記事を書くには、商品やサービスに関する基本的な知識は欠かせません。

しかし、記事から成約につなげるには自身のサイトだけではなく、もっと視野を広げてユーザーの利便性に配慮する必要があります。

 

ポケットwifiやインターネット回線を紹介するサイト「スマネット探偵」を運営している長井英明さんによると、成果発生のポイントは広告主ページにもあるとのこと。

特に契約内容が複雑になる通信系の商材は、申し込みフォームの使いやすさなども成約に大きくかかわってくると言うのです。

 

低コストでユーザーニーズを満たす商品を選ぶ

まずは「スマネット探偵」を立ち上げたきっかけを教えていただけますか?

2018年3月にA8.netが主催する男性向けのアフィリエイト活動支援プロジェクト「MEN’S A8」に参加したことがきっかけです。

アフィリエイトの基礎を学べるセミナーで、そのセミナーの課題としてサイトを制作しました。

 

サイトで紹介する商材を「ポケットWi-Fi」「格安スマホ」「iPhone」「インターネット回線」の4ジャンルに決めたのは、家電量販店での勤務や訪問販売営業の経験があったからです。

約半年の受講期間中に記事を100本執筆しなければいけなかったので、自分が持っている知識を生かして記事を書ける商材を選びました。

 

格安SIMや回線と一口に言っても幅広いですよね? 競合も多いと思いますが、ほかのサイトとの差別化にはどのように取り組んでいますか

商材の選び方で差を出すようにしています。自分が使って人にすすめたい・使いたい商品であることはもちろんですが、個人的に通信系の費用は抑えたいと思っているので、「コストを抑えつつ、ユーザーのニーズを満たすサービス」を商材選びの軸としています。

 

例えば、ポケットWi-Fiは、契約期間の縛りがなく、違約金なしで解約できる商品を選んでいますね。

さらにその中でも、競合がまだ取り扱ってない新商品に注目して紹介しています。

 

サイトの運営状況を教えてください。

初めて成果が発生したのは、30記事程度書いた段階です。

サイト開設から約2ヵ月後ですね。サイトを運営して半年が経過したころからPV(ページビュー)と成果発生の数が上がり始めて、2018年12月には月30万円くらいの成果が発生しました。

1番良いときで、PVにして2~3万、売り上げは確定で45万円くらいでした。

 

ただ、2019年 9月のGoogleアップデートの影響を受けて、11月と12月はPVが3分の1、収益は月20万円くらいまで落ち込みました。

検索結果の順位で2位だった記事が4~5位まで落ちることもあれば、20~30位くらいまで落ちてしまうこともあって、検索からの流入数が減ったので収益も減少しました。

アップデート後は、記事のタイトルの変更やキャンペーン内容の更新など微調整程度の対策は行っていますが、具体的な対策はまだ掴み切れていませんね。

 

インターネット回線やモバイルルーターなど、複数のジャンルを扱っていらっしゃいますが、商品やサービスによる売れる時期に違いはありますか?

あくまで私のサイトの傾向ですが、格安スマホやインターネット回線は新生活が始まる前の1~3月にキャンペーンが行われることが多いので、この時期に成果の発生件数は増えますね。

あと、iPhoneだと新機種が発売される時期は成果が発生しやすいです。

 

格安スマホやインターネット回線は、時期によるコンバージョン(CV)数の変化の波が大きいのに対して、ポケットWi-Fiなどのモバイルルーターは一年を通して安定して成果が発生していますね。スマホの利用者やインターネット利用時間が増えて(※)、速度制限のストレスなくスマホを使いたいという人が一定数いるため、需要の波が少ないのではないかと考えています。

※参考:総務省『平成29年度版 情報通信白書』

 

 

商品の購入を決めても申し込みページで離脱するユーザーもいる

ズバリ、一つのジャンルの中でも売れやすい・成約率が高い商品に共通した特徴はありますか?

モバイルルーターやインターネット回線など共通して言えることは、初期費用が無料・相場より安い、契約期間中に料金の変動がない商材は成約しやすいです。

通信系のサービスは、初月から数ヵ月は割引料金、その後に料金が上がる契約内容もありますが、一律料金のサービスの方がユーザーにとってわかりやすいためだと思います。
あと結果論になってしまいますが、コンバージョン率(CVR)が高い商品は、広告リンクをクリックしたときに表示される広告主のページが見やすい印象です。

 

ユーザーが購入を判断するときに、広告主のページが大切だと考える理由を教えてください。

広告リンクをクリックしたあと、ユーザーが商品やサービスを購入するか最終的な決断をするのは、広告主の商品ページです。

そのため、いくら良い商品で、良い記事を書いたとしても、遷移した商品ページがわかりにくい、使いにくいとユーザーが感じると離脱してしまうことが多いからです。

なので、広告主ページをチェックして使いやすさを確認しています。このとき、自分のサイトから遷移したときの申し込み条件や特典を正確に記載するため、必ず広告リンクから広告主ページに遷移して、LPを確認するようにしています。

 

確かにそうですね! 具体的にはどのような広告主ページをユーザーが使いやすいと判断していますか?

ランディングページ(LP)が1ページで完結しているサイトですね。

ユーザーが必要な情報がすべて簡潔に記載されていて、申し込むフォームの記入も難しくないページを使い勝手が良いと考えています。

実際、私のサイトでは、この2点の条件を満たす広告主の商品は、コンバージョン率が30~40%で、同一ジャンルの平均を上回っています。

 

自身のサイトだけでなく、広告主ページの見やすさを重視しているアフィリエイターはあまり多くない印象です。気づいたきっかけなどはありますか?

販売員の経験の影響が大きいですね。通信系は、契約期間の縛りやオプションの付帯・解除、解約時の違約金など、契約内容が複雑でユーザーにとってわかりにくい条件がたくさんあります。さらに、そうした条件は注意事項として小さく記されていることが多くて、ユーザーがよく読み込まなければ気づかない、読んでもよくわからなくて、質問されるケースも多かったんです。

そんな経験があったから、売れやすい商品を分析したときに、広告主ページが見やすく、使いやすく制作されていると成約につながりやすい、ということに気づけたんだと思います。

 

ユーザーの利便性が高い商品はやっぱり売れやすい

ここでも販売員時代の経験が生きていたんですね! サイトの見やすさ以外に、売れやすい商品の特徴はありますか?

支払方法や問い合わせの手段に選択肢がある商品は、成果が発生しやすい傾向があります。

具体的に言うと、支払いの手段はクレジットカード以外に口座振込にも対応している、サポートの問い合わせ先はメールだけではなく電話やチャットが用意されているといった点です。

サービス内容において、ユーザーの利便性が高い商品はやはり成約しやすいと思いますね。

 

もしも、紹介したい商品の広告主ページがわかりにくかったり、申し込みフォームが複雑だったりした場合はどう対処していますか?

どうしてもわかりにくい場合は、その点を自分のサイトの記事で解説するようにしています。

例えば、サービスやオプションを選ぶ項目が多く複雑な申し込みフォームは、実際の申し込み画面を例に出して、「このサービスなら、ここをチェックする」と説明して、ユーザーが申し込みフォームの操作に戸惑わないような工夫をしています。

 

販売員時代はノルマもあり、とにかく営業する必要があったので、きめ細かくお客様をフォローできないこともありました。

ある種の罪悪感があり、せっかく自分でメディア運営をやるなら、自分のメディアから申し込んだユーザーが嫌な思いをするのは避けたいと思ったので、ユーザーが悩むことが想定される要素は、記事の中で説明して不安を取り除けるように心がけています。

 

スマネット探偵キャプチャ
選択肢が多い申し込みフォームはポイントを解説している

引用:スマネット探偵

 

販売経験から生まれる視点をすぐに持つことは難しいと思います。サイト運営初心者が取り入れやすい記事の書き方のポイントがあれば教えてください。

デメリットも書くということですね。私もそうですが、サイト運営を始めたばかりのころは、デメリットを書くと買ってもらえないんじゃないかと思う人が多いと思います。

でもデメリットが全くない商品なんてないことをユーザーの方も知っています。

だからこそ、デメリットや不利益をきちんと書いたうえで「こうすればうまく対処できます」といった方法やメリットも合わせて紹介すると、ユーザーに信頼されてCVに繋がるのではないかと考えています。

 

あとは積極的に新しい情報を集めることです。通信系の商材は日々アップデートされていくので、私もかつての知識だけでは足りません。

企業に直接質問して情報の裏どりをしたり、SNS上の評判や口コミなども調べたりして、記事の作成に役立てています。

 

やはり、サイト運営は日々努力して知識を蓄えていくことが大切ですね。

そうですね。メディア運営は、サイトの制作から情報収集、記事の執筆と、やることがたくさんあって、いろんな知識や技術が必要です。なので、私は「MEN’S A8」やほかのA8.net主催のキーワードツールのセミナー、有名なアフィリエイターさんや広告主さんが登壇されるセミナーに参加して、いろんなテクニックを学びました。

タイトルのつけ方や記事の構成の考え方は、セミナーで学んだことを実践し続けています。

 

たとえ収益が発生しなくても、サイト運営で身につけたスキルは別の仕事でも役立つので、無駄にはならないと思っていますね。