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用語集

コンバージョン/CV(Conversion)

コンバージョン(Conversion)とは、サイトに訪れたユーザーが、ビジネスにとって目標と定めた行動をとることです。CVとも呼ばれています。Webサイトにおけるコンバージョンの定義は目的によって様々です。
成果報酬型広告では、ユーザーが広告主のページに遷移したあとに、申し込みや商品の購入のためにとった行動を成果の発生とし、この成果発生をコンバージョン(CV)と定義することが一般的です。

 

 

コンバージョン(成果発生)はASPの管理画面から確認できる

コンバージョンは、ASPの管理画面で「成果発生」として確認できます。たとえば、A8.netの簡易レポートでは、コンバージョンが発生した件数を月ごと、日ごとに確認することができます。

ただし、「未確定」と記載されている通り、発生した成果がすべて報酬として確定するとは限りません。成果確定には広告主からの承認が必要だからです。確定した報酬は、「成果確定」レポートとしてASPの管理画面で確認できます。

 

「成果発生」と「成果確定」は異なる

「成果確定」は、コンバージョンが発生したあと、正規の申し込みが行われたか広告主が確認し、報酬として承認することです。A8.netの「レポート」では、成果発生レポートと成果確定レポートの2つを確認できます。

 

A8.netの成果発生/確定レポート画面

 

コンバージョン発生から確定までの期間は広告プログラムによって様々ですが、広告主の多くは月に1度、成果発生を確認し承認するという作業をおこなっています。プログラム詳細には成果確定までの期間の目安が書かれていますので、提携を申し込む際には確認するとよいでしょう。

 

Googleアナリティクスで計測できる「コンバージョン」について

Googleが無料で提供するアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」でも、例えばページごとにどれくらいコンバージョンが発生しているかが計測できます。
ただしGoogleアナリティクスでいうコンバージョンは、ASPの管理画面で確認できる「成果発生」のことではありません。

というのも、Googleアナリティクスで計測できる範囲はあくまで自分のサイトまで、外部のサイトに遷移したユーザーの行動までは計測することができないのです。
よってGoogleアナリティクスでのコンバージョンは、自サイトの広告リンクがクリックされた回数をGoogle アナリティクス上のコンバージョンと定義したりします。

 

コンバージョン率(Conversion Rate、CVR)とは

ある母集団について、どのくらいコンバージョンに至ったかの割合をコンバージョン率といいます。
CVRとも呼ばれ、成果報酬型広告では次の2つを計測することが多いです。

 

1. 広告主のサイトに遷移してからどのくらい成果が発生したか
(CVR=コンバージョン数÷広告リンクのクリック数)

 

2. ページに訪問したユーザーのうち、どのくらい遷移先で成果発生したか
(CVR=コンバージョン数÷ページに訪問したユーザーの数)

 

このCVRは、例えば「遷移数は多いのにコンバージョン数が少ない原因は、遷移先が訪問したユーザーとマッチしていないのではないか?」とか、「訪問者は多いのにコンバージョンが少ないのは、遷移のさせ方に問題があるからではないか?」 などの仮説をたてるときに使います。

 

コンバージョンを促すCTA

CTA(Call To Action)は「ユーザーにとってほしい行動を喚起する」といった意味で、成果報酬型広告におけるCTAには、広告主から提供されるバナー(画像)リンクやテキストリンクがあります。

その他広告プログラムによっては、自分でバナー画像やテキストリンク文言を決めて広告を生成することができる「商品リンク」が使えるものもあり、商品リンクを利用することもあります。

ページに訪れたユーザーのうち、このCTAをどれだけクリックしてくれたかの割合をクリック率(CTR、Click Through Rate)といいます。CTRは、クリック数÷訪問数で算出します。

 

CTR  =  クリック数 ÷ 訪問数