アフィリエイトメディア運営の始め方
第3回目となる今回はメディア運営の始め方について解説していきます。
アフィリエイトをやる上でおそらく今回が一番重要となる内容となっています。
第2回目のメディアの種類と作り方を読んでいただき、運営していくメディアの種類が決まったらこの回を読んでみてくださいね!
もくじ
メディア運営を始める前に
メディアを運営していくということは不特定多数の人に情報を発信するということです。
あなたの書いた記事を見て商品購入を決定する人もいるでしょう。
そのため、誤った情報を流してしまうと大変なことになってしまいます。
例えば、健康や美容など人体に直接触れるものについては誤った情報を流してしまったがためにその記事を信頼して行動した消費者の方が傷つくこともあるかもしれません。
その結果、薬機法や景表法違反としてサイト運営者の責任が法的に問われることもあるかもしれません。
それほど、メディア運営というのは責任を伴うものです。
あなたの書いた記事をみて消費者が物を買うという行動を起こしてくれる事はとてもやりがいがありますし、広告から収益が発生した時の喜びは絶大です。
広告を掲載するときには自分が稼ぐという事にフォーカスするのではなく、消費者のためになる情報、役に立つ情報をどうやって提供すればいいのかにフォーカスすることで結果的に消費者が情報に満足して発生につながるものだと考えています。
メディア運営者として責任感を持ち、消費者の役に立つ情報提供ができるように楽しみながらアフィリエイトをやってみてください。
メディア運営の始め方
第2回でメディアの種類と作り方について解説をしました。
ブログやサイトが用意できればいつでもメディア運営を始めることができます。
しかし、やみくもにメディアを立ち上げると、アフィリエイト収入が発生するまでに予想以上の時間がかかってしまう可能性があります。
自分で運営するメディアをアフィリエイトで収益化させるために、興味や関心があるジャンルを選び、しっかりとメディアの設計を行いましょう。
テーマを決める
メディアを始める際にはまず、テーマを決めます。
このメディアは誰に何の価値を与えるために存在するのかを明確にしましょう。
テーマが定まっていないと何の情報が得られるサイトかが読者に伝わらず利便性を損なわれるうえに信頼を獲得することも難しいです。
例えば、新しいゴルフウェアが欲しいと考えている消費者がいるとします。
Aさんのサイトではゴルフに特化した情報が充実しているとします。
Bさんのサイトはゴルフやクレジットカード、家電、ガジェットなど様々な情報があるサイトです。
ゴルフに特化しているAさんのサイトであれば、クラブやウエア、レッスンなどの情報が網羅されているため、ウエアが欲しい消費者が求める情報がありそうだと伝わります。
一方、Bさんのサイトはあらゆるジャンルの情報が混在しているため、消費者が求める情報があるサイトかわかりにくい状態で、情報量や質の面でAさんのサイトに劣ってしまう可能性があります。
テーマの決め方
アフィリエイトで取り上げることが可能なテーマは多岐にわたります。
その中で「自分が好き・得意なジャンル」「商品知識があるジャンル」「興味関心があって知識を深めたいジャンル」のどれかに当てはまるジャンルを選ぶことをおすすめします。
自分の好き・得意なジャンルや、商品知識があるジャンルはすでに自分の中に知識のストックがある状態なので記事も書きやすくなるはずです。
興味関心があって知識を深めたいジャンルは、学習意欲があるので意欲的に情報収集を行えるでしょう。アウトプットとして自分のサイトを利用することができれば、自分のためにも読者のためにもなり一石二鳥です。
どれも共通していることは自分が体験しているかどうかです。
自分が体験していないことを記事にしても信頼性がないので読まれにくい記事となります。
自分にしか書けないオリジナリティのある記事を書くようにしましょう。
ターゲットを決める
メディアのテーマが決まったら今度はターゲットを決めます。
ターゲットを決めるというのは誰に情報を届けたいか明確にするということです。
アフィリエイトメディアにおいて、ターゲットが明確でないと、記事に具体性が欠け、読者の共感を得にくくなります。
結果的にアフィリエイトリンクのクリック率や成約率の低下につながる可能性があります。
ターゲットを決めて、その層について詳細に分析することで、読者が「何を知りたいのか」「どのような商品やサービスを求めているのか」がより明確になります。
その結果、ターゲットのニーズに合った有益な情報や、適切な商品やサービスを紹介できるようになり、収益の最適化につながります。
ターゲットの決め方
ターゲットは単に「男性」「女性」と決めるのではなく詳細に決めましょう。
以下のようにある程度詳細にターゲットを決めておくことで、記事を読んでいる人のイメージが明確になります。
- 氏名
- 年齢
- 職業
- 住まい
- 家族構成
要素を組み合わせることで、より具体的なターゲット像が浮かび上がります。例えば、「20代後半から30代前半の働く男性」や「子育て中の30代女性」といったイメージです。
ターゲット像が浮かび上がれば、記事の方向性が明確になり、適切なキーワード選択や記事の構成がしやすくなります。
同時にターゲットに合ったアフィリエイトプログラムの選択もスムーズになるでしょう。
メイン商材を決める
メディアを運営する際についたくさんの商品を紹介してがっぽり儲けたいと考えがちですがそれはあまりおすすめできません。
あなたが運営していくメディアでは、どの商品を読者に購入してもらう、またはサービスに申し込んでもらうために記事を作成していくのかを、ある程度決めておくことが重要です。
そもそも、商品やサービスを紹介する際には実際にその商品を購入したり、サービスを体験した体験談を記事にしないと読者に価値を感じてもらいにくいです。
そのため、様々な商品やサービスを無計画に選んでしまうと、購入意表が莫大にかかってしまうか王政があります。
「この商品は自分も使っていい商品だから人にもおすすめしたい!」と思えるようなメイン商材を決めるようにしましょう。
また、メイン商材を中心に据えつつ、関連する補完的な商品も少数選んで紹介することで、読者に幅広い選択肢を提供しながら収益の効率化が可能インあります。
ターゲットとメイン商材の調査をする
ターゲットとメイン商材が決まったらそれぞれの調査をしっかりしましょう。
ターゲットのことをしっかりと理解していないと本当にターゲットが必要としている情報は届けられません。
Yahoo知恵袋などのQ&AサイトやTwitterなどを使いターゲットとしている人の悩みなどをしっかりと把握するようにしましょう。
また、紹介する商品についても同様に調査が必要です。
実際に商品を購入することはもちろんのこと、広告主のサイトを隅から隅まで見て、商品の訴求ポイントは何かを把握することも重要です。
時にはその商品と類似する商品を購入して比較してみることも必要です。
さらに、競合となる他のアフィリエイトメディアの調査も欠かせません。同じ商品や類似商品を扱っている他のメディアを分析し、どのような切り口で商品を紹介しるか、どのような情報を提供しているかを把握しておくことで、自分のメディアの差別化ポイントを見出すことができます。
読者に価値のある情報を届けるためにはそれ相応の調査が必要となります。
逆にいうと調査がしっかりとできていればオリジナリティのある記事が書けるので読者に満足してもらいやすくなります。
メディアの全体像を把握する
メディアのテーマ、ターゲット、紹介していく商品が決まったらメディアの土台は固まります。次に、メディアの全体像を把握しましょう。
このメディアではどういうカテゴリーがあってどこで何の情報が得られるようになっているのかを決めておくと読者の利便性も上がります。
ターゲットが必要とする情報を届けるためにはカテゴリーを設けると情報の整理ができます。カテゴリーを考えないで記事を作り始めると。どこにどの商品の情報があるのかが分かりにくくなる可能性があります。
予めカテゴリを決めておくことで、読者が欲しい商品情報にたどり着きやすくなり、アフィリエイトリンクのクリック率向上につながる可能性があります。
サイト名(ブログ名)を決める
メディアを運営していく際には更新していくサイトのサイト名を決めます。サイト名は慎重に選ぶようにしましょう。
サイト名を決める時のポイントとしては、ターゲットをに見つけてもらいやすくて、覚えてもらいたいサイト名にするために、キーワードを含める方法があります。
例えば、脱毛をテーマとしたメディアを作るのにサイト名に脱毛というキーワードが入っていないと何のメディアなのか分かりにくいですよね。
脱毛をテーマとしたサイトを作るなら「脱毛」というキーワードを含めておくとターゲットが見つけやすくなります。
ただし、複数のカテゴリーやジャンル別のアフィリエイトプログラムを扱う場合、特定のキーワードに縛られたサイト名は制限になる可能性があるため、より広い概念を表すサイト名にすることがおすすめです。
サイト名は、アフィリエイトメディアの将来的な拡大も考慮に入れつつ、読者に親しみやすく、かつ信頼感を与えるものが理想的です。そうすることで、多様な商品やサービスの紹介が可能となり、アフィリエイト収益の多角化にも対応できます。
ドメイン名を決める
オリジナルサイトでメディアを運営する際にはドメインを自分の好きなもので設定することができます。
ドメインについて分からない方は第2回の記事をご覧ください。
ドメイン名もサイト名と同様ターゲットに分かりやすいようにサイトテーマのキーワードを入れておくといいです。