アフィリエイト広告についてこのようなお悩み・疑問はございませんか?
「アフィリエイト広告について興味はあるがどんな広告なのかイマイチ分からない」
「アフィリエイト広告を成功させるには何をしたらよいのか知らない」
「アフィリエイト広告でプロモーションするにはいくらお金が掛かるの?」
「ASPへ広告出稿したいがどこに頼んだらいいの?」
今回のコラムでは上記のようなお声にお答えするべく、アフィリエイト広告のプラットフォームを運営するA8.netが、
- アフィリエイト広告の基本
- アフィリエイト広告を成功に導く要素
- アフィリエイト広告の料金
- ASPの選定ポイント
以上の4点に分け、アフィリエイト広告の基礎的な知識を簡単に解説していきます。
アフィリエイト広告の基本
アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告とは、WEB広告と言われるプロモーション方法の1種です。
メディア(=媒体、アフィリエイター)が作成したブログや比較サイト、SNSなどに掲載されている広告をクリックしたのち、広告主サイトのサービス・商品に対し申込み・購入といった特定のアクションを行うことで成果が発生します。広告主はその成果に応じてASP経由でメディアに報酬を支払う流れとなっています。
アフィリエイト広告は、「成果報酬型」で「第三者訴求」ができるインターネット広告です。
広告の表示やクリックではなく成果報酬型の課金形態となるため、コストをコントロールした運用が可能です。そのため知名度の高い大手企業のサービスから、リリースして間もない新サービスまで、幅広い広告主にとって導入しやすい広告といえます。
アフィリエイト広告を出稿するメリット
アフィリエイト広告を出稿するメリットには、以下のようなものがあります。
成果報酬型によるコストコントロール
アフィリエイト広告最大の特徴のひとつは広告にかかるコストをコントロールしやすい点です。
成果報酬型とは購入や申込に至った時点で広告費が発生する課金形態を意味します。
報酬が発生する地点(購入や会員登録など)とメディアに支払う報酬金額は広告主側で任意に設定が可能です。
メディアの規模や集客力の大きさに応じて、段階的に報酬金額を変えることができるため、広告コストの最適化を図ることが可能です。
メディアを介したユーザー目線での第三者訴求
商品購入を決断するにあたって、多くのユーザーが第三者の発信する情報を参考にしています。アフィリエイト広告は、現代のマーケティングにおいて必要不可欠になりつつある、第三者の声を効率よく発信することに適した広告手法です。
ユーザーに近い目線で発信されるからこそ、ユーザーが求めている情報をWeb上に拡散することができます。
また類似商品との比較や実際に使用した感想など、メディア独自の視点を記事として紹介するため、バナー形式の広告と比べて消費者の商品・サービスへの理解を深めたうえで購入を促す効果があります。
メディアの多様化による様々なチャネルでの集客
様々なチャネルでの集客が可能であることもアフィリエイト広告の大きなメリットといえます。
これまでアフィリエイトメディアと言えばSEOでの集客が主流でしたが、近年消費者の購買行動の変化とともに、メディアの集客方法は多様化しています。
SEOでの比較ランキングサイトや口コミ・評判サイト、ポイントバックサイトに加え、X(旧Twitter)やInstagramといったSNSアカウントで集客するメディア、メディア自身がWeb広告を運用する広告出稿メディアなどが登場しています。
集客方法や訴求内容によって接触するタイミングも異なる為、購入の後押しだけでなく、認知から情報収集までカバーすることが可能です。
アフィリエイト広告を出稿するデメリット
メリットと同時にアフィリエイト広告には以下のような注意点も御座います。
広告を掲載するかはメディアが判断
まず注意が必要な点は、広告を掲載するか否かの判断は基本的にメディア側が行うため、必ずしも広告主が希望するサイトに掲載されるわけではないということです。
広告主から指定のメディアに対して掲載を交渉することは可能ですが、最終的にはメディアが掲載を判断します。
そのため広告主はメディアが掲載したいと思うような条件を揃えることが重要です。具体的には競合他社より高い成果報酬額を設定する、商品の詳細な情報や消費者に刺さる強みといった情報を提供するなどが挙げられます。
記事内容のコントロール性
広告主とメディアはそれぞれ独立した関係にあるため、メディアが作成する記事内容については広告主から完全に指定することはできません。
広告主からの細かな掲載情報の指示や掲載位置の指定は、情報操作と捉えられてしまう危険もあるため注意しましょう。
薬機法や景品表示法といった法律上の懸念する表現や、使用を避けてほしい文言がある場合は、メディア向けの管理画面にあらかじめ記載をし、注意を促すことが重要です。
なおA8.netではメディアに対して下記のような禁止事項等を設けています。
また、定期的なメディアへのパトロールを実施するなど、記事作成内容に関しての各種法令・規約についての周知徹底を行っております。
成果発生までの時間
アフィリエイト広告の実施開始から効果が現れるまでの期間の目安は3~6か月であり、比較的中長期的な目線が必要となっています。
アフィリエイト広告では広告主がASPに情報を掲載してからメディアが記事を書き、記事にユーザーを集めるまでに時間がかかることが理由として挙げられます。
参考程度にはなりますが、A8.netのメディアとの提携数目安として下記の図をご覧ください。
図では全プログラムのメディア提携数中央値・開始半年後のメディア提携中央値・開始一年後のメディア提携中央値を明示しております。
ここまで仕組み・メリット・デメリットなどアフィリエイト広告の基礎について解説していきましたが、アフィリエイト広告を成功させるにはどのような点に気を付けたらよいかが気になりますよね?
続いての章ではアフィリエイト広告を成功に導く要素についてご紹介していきます。
アフィリエイト広告を成功に導く要素
- 競合との差別化ポイントの明確化
- 目標となるCPAやLTVの把握
- 掲載したいメディアの目途を付ける
競合との差別化ポイントの明確化
自社の競合が先にアフィリエイト広告に参入している場合は、自社の強みを確認して差別化を図れるポイントを明確にしておきましょう。
そのためには3C分析(市場を顧客・競合・自社の3点から分析するフレームワーク)や自社ユーザーへアンケート調査などを行うことが大切です。現在の市場において競合と比べた際に自社の何が強みで、ユーザーが何を求めていて、自社でどのようにユーザーに向きあっていくかを知ることはアフィリエイト広告を運用するうえでも非常に重要です。
また差別化できるポイントを把握した後は、競合とは違った商品・サービスであることをメディアに対して明示していきましょう。
次のような情報を提供することで、メディアからユーザーが購入しそうというイメージを持ってもらい、掲載につながります。
- ・市場規模やその中でのシェア率
- ・競合と比較した時の優位性や訴求ポイント
- ・販売実績やメディア掲載実績
など
目標となるCPAやLTVの把握
アフィリエイト広告を始めるにあたって、自社で目標とするCPA(Cost Per Action)やLTV(Life Time Value)を把握しておきましょう。
アフィリエイト広告は成果報酬型となるため、報酬の金額を決めるうえで目標のCPAやLTVがベースになります。
LTVとは、1人の顧客が企業に対して生涯的にどれだけの利益をもたらすかを表す指標です。LTVを指標として長期的な自社利益の見通しを立てつつ、定めた目標枠の中で新規獲得のために予算を投下できます。
LTVは以下の式にて算出可能です。
購買頻度×継続購買期間×平均購買単価=LTV
「CPA」(Cost Per Action/Cost Per Acquisition)とは、成果獲得(CV/コンバージョン)1件にかかった費用のことを指します。日本語では顧客獲得単価とも呼ばれます。
CPAは下記の計算方法で算出できます。
広告費用÷コンバージョン数=CPA
アフィリエイト広告では管理画面上でクリック数・インプレッション数・コンバージョン数などを確認できるため、運用前の段階で設定した目標のLTV・CPAと実際の結果を比較し、コストの最適化に役立てましょう。
その他予算投下における考え方については、下記のコラムにて解説しています。
掲載したいメディアの目途を付ける
掲載したいメディアの目途を付けておくこともアフィリエイト広告を成功させるために大切な要素です。
ただ漠然と掲載を広げたいと思っているだけではなかなかメディアの掲載が進まず、思うように成果が発生しないということも起こり得ます。重要なのは、アフィリエイト広告を実施する目的と、それに応じたメディアに掲載されるための条件や環境を用意しておくということです。
そのためにも、事前に掲載したいメディアを探しておき、開始する際あるいはASPへの相談の時点でメディアと早い段階で連携が取れるようにしておきましょう。
特にASPで専任のサポートが付いている場合はメディアとの交渉を代理でスピーディーに行うことが可能です。
サポート担当を通じて、メディアに掲載するために必要な条件や報酬額などを把握し、準備しておくことがアフィリエイト運用の成功に近づくカギになります。
アフィリエイト広告の料金について
アフィリエイト広告の料金感については大まかに分けて成果報酬とASP利用料の2種類に分かれます。
固定費用-プラットフォーム利用料
アフィリエイト広告を実施する場合、ASPを通して広告を出稿します。
そして多くのASPで必要となるのが初期費用と月額のプラットフォーム利用料です。
ASPや契約コースによって異なりますが、相場としては以下の料金が一般的です。
相場
初期費用:5万円
月額利用料:4万円
※税抜き表記
変動費-成果報酬額+手数料(コミッション)
アフィリエイト広告は成果報酬型の課金形態となるため、成果に応じて費用が変動します。
変動費は成果報酬額(メディア支払額)+ASPの手数料となります。
相場
成果報酬額:広告主側で任意に設定
ASP手数料:成果報酬額の30%
※税抜き表記
当社の運営するA8.netの手数料は30%+税になります。
1件当たりにかかる費用の算出方法は以下を参考にしてみてください。
例)成果報酬額1,100円(税込)の場合
A8.net手数料:1,100円×30%⇒330円+税(税込363円)
1件あたりの費用:1,100円+363円 ⇒1,463円(税込)
ASPの選定ポイント
繰り返しにはなりますが、ASPは広告主とメディアを繋ぐ役割を果たすアフィリエイトのプラットフォームです。
どのASPも基本的な仕組みは同じですが、各社ASPごとの特色・強みが存在しています。
このコラムの最後は広告主として自社に合ったASPを選べるよう、ASPを選定する際に見るべきポイントについてご紹介いたします。
- 得意ジャンル
- 運用実績
- メディアからの評価
得意ジャンル
ファッション・美容・その他サービス商材など、どのASPがどのジャンルを得意としているかを知っておくことはASP選定にとって重要なポイントです。なぜならASPによってジャンルごとに抱えるメディアの数や実績数は異なっているからです。
広告出稿の利益を最大化するためにも、ASPを選ぶ際にはまずは自社と同じジャンルのメディア・実績の有無について出稿希望先ASPへ問い合わせてみましょう。
運用実績
ノウハウの面からASPとしての運用実績があることもASP選定の際のポイントになります。特に長年アフィリエイトのプラットフォームとして運用しているASPであれば、業界の過去から現在のトレンドに至るまで、様々なアフィリエイト市場の情報を広告主へ提供することが可能です。
メディアからの評価
ASPに対するメディアの評価もASP選定にあたって大切な指標になります。
成果報酬の単価だけでなく、案件の豊富さ、専任担当のサポート、管理画面の使いやすさ、報酬支払サイクルなど、メディアは様々な視点からASPを評価し、どこを利用するかを選択しています。
メディアが活発に活動している、利用しているASPを選択することで、掲載の可能性が広がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アフィリエイト広告について理解できたでしょうか?
アフィリエイト広告のプロモーションにおける利用方法について具体的に知りたい場合は、一度ASPへ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
また、A8.netについて詳しく知りたいという方はお気軽に資料請求ください。