導入実績は累計26,000社以上。様々な業界、業種の方にご利用いただいております。
他社事例をご参考に、ぜひA8.netを活用してみてください。
楽器の出張買取サービス「楽器の買取屋さん」のビジネスが急成長しています。2020年11月期の売上高(買い取った楽器の販売金額)は前年比150%に拡大。
大幅な増収となった要因は、リスティング広告やアフィリエイト広告を戦略的に活用し、楽器の買取件数を大きく伸ばしたことにありました。
「楽器の買取屋さん」を運営している株式会社GRACEのマーケティングチームの皆さんに、買取件数を増やすために取り組んでいる施策や、アフィリエイト広告「A8.net」の活用方法などについてお話をうかがいました。
「楽器の買取屋さん」のビジネスモデルとは?高価買取の秘訣
「楽器の買取屋さん」のビジネスモデルを教えてください。
楽器の出張買取サービスを手がけています。ギターやベース、ドラム、管楽器、電子楽器など、楽器全般をお客様から買い取ります。「楽器の買取屋さん」のWebサイトに見込み客を集客し、フリーダイヤルや問い合わせフォームなどで買取依頼を受け付けています。
お客様から買い取りのご依頼をいただいたら、弊社のスタッフが最短30分でご自宅に訪問し、楽器の査定を無料で行います。買取価格にご納得いただいたお客様には、その場で代金を支払います。
「楽器の買取屋さん」は2012年にサービスを開始し、出張買取の対象エリアを順次拡大してきました。現在は関東、東海、信越、関西、中国、九州など32都府県が対象です。
出張買取サービスの他にも、楽器を宅配便で送っていただく宅配買取、横浜にある実店舗での店頭買取、楽器の写真をLINEで送っていただくオンライン査定なども行っています。
楽器を売りたいお客様を、どのように集客しているのでしょうか。
「楽器の買取屋さん」の主な集客手段はリスティング広告、アフィリエイト広告、SEOの3つです。買取額の6~7割がリスティング広告、約2割がアフィリエイト広告、1~2割がSEOという内訳です。
高価買取がセールスポイントとのことですが、なぜ高く買い取ることができるのでしょうか?
高価買取を行える理由は2つあります。1つ目は、主にオンラインでサービスを手がけているため、実店舗の運営費用や人件費などの固定費をカットできること。コストを抑えた分を買取金額に還元しています。
2つ目は、国内外で独自の販売ルートを持っていることです。日本の楽器は海外でも人気が高く、中古楽器が高値で流通している国も少なくありません。弊社は欧米やオーストラリアなどに高値で販売するルートがあるため、高価買取が可能なのです。
「楽器の買取屋さん」のビジネス成長にA8.netが貢献したこと
2012年の創業以来、楽器買取事業は成長を続けているそうですね。
2020年11月期の楽器買取事業の売上高(買い取った楽器の販売金額)は前年比150%でした。買取件数は年間約4万点。
創業当時は3人でスタートしましたが、今では楽器買取事業のスタッフは80人を超えています。
2016年からアフィリエイト広告「A8.net」を契約してくださっています。楽器買取事業の成長に「A8.net」は貢献できているでしょうか?
大いに貢献しています。「A8.net」は「楽器の買取屋さん」にとって欠かせない集客手段です。
じつは「A8.net」を契約してから2年ほどは、アフィリエイトの運用にあまり力を入れていませんでした。当時はリスティング広告による顧客獲得に注力していたためです。「A8.net」を本格的に運用するようになったのは2019年2月から。楽器買取というビジネスにおいて、アフィリエイト広告が効果的であることを知り「A8.net」の運用に本腰を入れました。
それ以降はアフィリエイト広告経由の獲得件数が月を追うごとに伸びています。直近の実績では買取依頼の15%がアフィリエイト広告経由でした。リスティング広告は今も有効な集客手段ですが、獲得ボリュームが増えると費用対効果は鈍化します。2019年2月にアフィリエイト広告を本格的に開始したことで、事業全体での買取依頼のボリュームを伸ばすことができています。
また、アフィリエイト広告経由で獲得したお客様は、買取単価が高い傾向にあります。高額な楽器を売るお客様ほど、検索エンジンで時間をかけて信頼できる売り先を探し、問い合わせする傾向にあります。そういったお客様に「楽器の買取屋さん」のことを知っていただく手段として、アフィリエイト広告は有効です。
アフィリエイトの記事が増えるとSEOの観点でも効果的ですし、メディアさんが第三者的な視点で弊社のサービスを紹介してくださるため、「楽器の買取屋さん」の信頼にもつながっていると思います。
アフィリエイト広告によって買取の件数が増えるとともに、高額な楽器の買取案件が増え、売り上げにもしっかりとつながっています。
アフィリエイト広告は費用対効果が高い集客手段
アフィリエイト広告を他の広告と比較して、どのようなメリットがあると感じていますか?
さまざまなメリットがありますが、その1つは集客の費用対効果が高いことです。
現時点でアフィリエイト広告のCPA(査定依頼の獲得単価)は、リスティング広告など他の広告と比べて優位性があります。アフィリエイト広告は成果報酬型なので、成果に繋がらなければ費用は発生しません。その点は広告主にとってメリットが大きい広告手段だと感じています。
A8.netを運用する上で、どのKPIを重視しているのでしょうか。
KPIはCV数やCPA、ROASなどさまざまなものを見ていますが、弊社が特に重視しているのは獲得件数です。売上高のトップラインを上げるには査定依頼を増やすことが必要です。
また、査定のための訪問件数が増えるほど、査定スタッフの1人あたりの業務効率が高まり、事業全体の収益性が向上します。「A8.net」によって買取依頼の件数が増えたことで、楽器買取事業の売上高と利益率の両方に効果が出ています。
アフィリエイトの運用で意識しているのは「メディアとの信頼関係」
A8.netをご活用いただく上で、成果を上げるために意識していることを教えてください。
メディアさんとの信頼関係を大切にしています。弊社のサービスや理念をしっかり伝えるのはもちろんのこと、メディアさんが安心して記事を書けるように、弊社がアフィリエイトの承認を正直に行っていることや、アフィリエイト広告を今後も継続する意思があることを伝えるようにしています。
弊社は「A8.net」のアフィリエイト広告経由で問い合わせをいただいた案件の中で、実際に査定を行った場合に承認しています。承認を正確に行い、非承認の場合には理由をきちんと説明するなど、メディアさんから信頼していただくための取り組みを重視しています。
広告主・メディアの双方が集まるイベント「A8フェスティバル」にも参加してくださいましたね。
はい。メディアさんと信頼関係を構築するには、お互いに顔が見える状態でコミュニケーションを取ることも大切だと思います。「A8.net」のイベントを活用し、今後もメディアさんとコミュニケーションを取っていきたいです。
ちなみに、たくさんのASPの中からA8.netを選んでくださった理由は、どのような点だったのでしょうか?
業界最大手である信頼感と、登録しているメディアさんの質が高いことが決め手になりました。メディアさんの数が多く、獲得件数のボリュームが見込めることが「A8.net」の魅力だと思います。
A8.netへの率直な感想があれば、ぜひお聞かせください。
A8.netの担当者さんは、弊社のビジネスの本質を理解し、施策を提案してくださいます。
「楽器の買取屋さん」を紹介してくださるメディアさんや、メディアさんとの間を取り持ってくださるファンコミュニケーションズさんは、弊社にとって大切なビジネスパートナーです。メディアさん、ファンコミュニケーションズさん、弊社の3人4脚で成果にコミットしてきたことが、獲得件数の拡大につながっていると思います。
「楽器の買取屋さん」の今後の成長戦略
最後に、楽器買取事業の展望をお聞かせください。
「楽器の買取屋さん」の買取対象商品をさらに拡充していきます。今年からピアノを買取の対象に追加しました。今後も買取対象の商品や出張エリアを拡大し、日本中の楽器を買い取ることができるサービスを目指します。
日本の楽器は海外でも人気が高く、世界に誇れるブランドがたくさんあります。弊社が流通をお手伝いした楽器が、今も世界中で音楽を奏でているんです。
その一方で、使用されずにご家庭で埋もれている楽器がたくさんあるのも現実です。そういった楽器を適正な値段で買い取り、丁寧にリペアすることで、素晴らしい楽器を国内外の楽器好きの皆さんに届けていきたいです。
その目標を達成するためにも、アフィリエイト広告は重要な集客手段だと考えています。これからもメディアさんやファンコミュニケーションズさんと、友好なビジネスパートナーであり続けたいです。
今回取材を行った株式会社GRACE様にはA8.netをご導入いただいてから5年ほど経過しますが、アフィリエイト運用に注力し始めた2019年からは獲得・メディア数ともに大幅に増加していることが分かります。
成果につなげるためのポイントとして、メディアとの信頼関係を築いていくというお話がありました。
アフィリエイト広告は成果報酬型という特徴から、メディアは送客したユーザーのうち、どれくらい成果対象として承認されるのか(発生した成果に対して、広告主が報酬を支払う条件に該当すると判断した割合を「承認率」と言います。)を重要視しています。
普段の運用の中で広告主・メディア双方が直接顔を合わせる機会がないからこそ、成果に対して報酬を還元する姿勢を示すことや、成果をキャンセルした理由を明確にすることは、些細なことかもしれませんがメディアと信頼関係を築く上で大切なポイントです。
※本記事内の数値や画像、役職などの情報はすべて取材時点(2021年4月21日)のものです。