今回インタビューさせていただいたのは、英会話メディア「教えて!オンライン英会話」。
メディア立ち上げ当初から徐々に売上を伸ばし、今では多くの広告主から掲載希望の声がかかる人気メディアとなりました。
その人気の礎となっているユーザーファーストなコンテンツ力とそれを支える編集部について、ライティング担当の富澤様にお話を伺いました。
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徹底的な調査力が強み。「教えて!オンライン英会話」とは
A8.net編集部
本日はよろしくお願いします!
ではまず貴社サイト、「教えて!オンライン英会話」の特徴を教えてください。
富澤さん
「教えて!オンライン英会話」は、主に目的別のおすすめオンライン英会話を紹介したり、体験レビューを紹介しているサイトです。
また、英検、TOEIC、TOEFLといった英語関連試験の対策方法なども紹介しており、オンライン英会話と試験対策の2つが主な要素となっています。
当サイトの一番の特徴は、執筆者が実際にオンライン英会話を体験して、記事を作成している点です。
A8.net編集部
実際に体験されているんですね!レビューや試験対策といった領域は担当が分かれているのですか?
富澤さん
はい。例えばオンライン英会話の紹介記事を担当しているkumikoさんは、20社近くのオンライン英会話やコーチングを体験しており、各サービスの特徴を熟知しています。
英語関連試験においても、英検1級、TOEICなら900点以上といった各試験の高得点獲得者本人が記事を作成しています。
「監修」ではなく、本人が記事を執筆することで、実際に役に立った学習のコツを記事に盛り込むことができ、当サイトだけのオリジナルコンテンツを提供しています。
A8.net編集部
確かに体験したご本人の声が一番の説得力に繋がりますね。お子様向けの英会話教室も紹介されていますよね。
富澤さん
はい、その場合は執筆者のお子さんにご協力いただき、保護者目線でのレビューを作成、掲載しています。
また、こちらは派生サイトにはなるのですが、「
教えて!英会話教室」というサイトにて全国の英会話教室に直接インタビューを行い、各英会話教室の魅力をお届けするコンテンツも作成しています。
A8.net編集部
ありがとうございます。では続いて貴社サイトユーザーのターゲット層を教えてください。
富澤さん
これから英会話や英語学習を始めようと考えている社会人の方、学生の方、そしてお子さんに英会話レッスンを受けさせたいと考えている保護者の方を主なターゲットとしています。
やはり受講される方がお子さんの場合ですと、ご本人がインターネットを使って自分でサービスを調べるということは難しいので、保護者の方に向けた記事という形でオンライン英会話を紹介しています。
A8.net編集部
保護者の方に向けての記事と社会人の方に向けた記事は表現方法や載せるコンテンツ内容などに違いはありますか?
富澤さん
文章や表現方法自体には違いはありませんが、例えばキッズ英会話の場合だと執筆者の方のお子さんに体験をしていただいて、保護者目線の記事を作成しております。
A8.net編集部
やはり実際に体験したお子さんの反応を記事にすることが説得力に繋がりますね!
富澤さん
はい。企業様からするとお子さんの反応が良い事がいいレビューに繋がると思うのですが、やはりお子様のやる気などに左右される事もあるので、そういったところも正直に記事にしてご紹介しています。
A8.net編集部
社会人のユーザーの方に対してはサイト内でどういった工夫をされていますか?
富澤さん
社会人の方は短期間で英語が身につくというところがポイントになってくるので、そういったシチュエーションに合わせたサービスをご紹介できるように心がけています。
例えばビジネスマンの方であれば社内の評価に突然TOEICのスコアが入ってきて、急ぎで勉強する必要が出てきたといったケースですね。
オンライン英会話の特徴ではあるのですが、TOEICで高得点を取りたい、就職活動に生かしたい、多趣味で長くやりたい、など勉強する目的が一人一人違うので、目的に合ったオンライン英会話をご紹介できればと考えています。
基本的にオンライン英会話を紹介させていただいておりますが、最終的にはユーザーにとって最もマッチした方法で英会話を身につけていただければよいと考えております。
A8.net編集部
お子さんから社会人の方にかけて幅広くユーザーがいて、それぞれの訴求に合ったコンテンツを提供しているということですね。
ちなみにメディア事業としてはどのように収益化を行っていますか?
富澤さん
「お子さんにおすすめ」や「ビジネス英会話におすすめ」、「短期集中型」や「TOEIC対策」といったように記事のテーマに沿ったおすすめのオンライン英会話を紹介し、体験レッスンにお申し込みいただくことで収益化しています。
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アフィリエイトの利用背景、A8.netを使う理由
A8.net編集部
アフィリエイトの利用背景はどのような流れだったのでしょうか?
富澤さん
サイトを立ち上げたときからアフィリエイトによる収益化は考えていました。
2、3年ほど前のサイト作成初期の頃はまさにコロナ禍初期の真っ只中で、オンラインでの学習がこれから進むのではないかと考えていました。
当時はまず紹介したいオンライン英会話様をこちらで10社ほどピックアップして、体験後に掲載させていただいたのですが、A8.netにご紹介したい案件がたくさんあったことから、自然とA8.netを利用するようになりました。
サイト立ち上げからしばらくしてA8.netからお声がけいただき、新規掲載や広告のご提案など当サイトの発展により密にお力添えいただいています。
いつも細かいところまでご対応いただいており、大変感謝しております。
A8.net編集部
こちらこそありがとうございます!そうすると、すでにサイト運営事業をすることは決まっていて、その延長線上に必然的にアフィリエイトがあったのでしょうか?
富澤さん
はい。そのような形になります。
A8.net編集部
富澤さん
主に4社のASPを利用していまして、その中でもほぼA8.netがメインとなっています。
A8.netで一部取り扱いがないプログラムやサービスがあるので、そういった面で他社のASP様を利用している状況です。
A8.net編集部
ありがとうございます。ユーザーに対して必要・もしくは紹介したいものが他社様にあって、ということですね。
ちなみに弊社をメインで利用していただいている理由は何でしょうか?
富澤さん
やはり取り扱いのプログラム数が一番多かった、紹介したいプログラムが一番あったというところが大きくて、自然とそうなりました。
A8.net編集部
ASPを選ぶ基準として取り扱いのプログラム数は最優先の決め手でしたか?
富澤さん
サービス内容を重視して掲載サービスを決定しているので、プログラム数というよりかはサイトに掲載したいサービスなのかが前提としてあり、そのサービスを多く取り扱っているASPがA8.netだったというほうが正しいです。
A8.net編集部
富澤さん
はい。これといったきっかけは覚えていないのですが、サイト運営事業をやっていく上で自然と認知していました。
アフィリエイト関連をしている方でA8.netを知らない方はいないかと思います。
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集客基盤はSEOから
A8.net編集部
続いて集客基盤についてお伺いします。現在「教えて!オンライン英会話」ではどのような方法で集客していますか?
富澤さん
現在はSEOのみです。もともと弊社は10年以上SEO関連の事業をしておりましたので、弊社の強みが活かせる領域として取り組んでいます。
A8.net編集部
富澤さん
私自身は途中で入社しているのでその当時のことはわからないのですが(笑)
A8.net編集部
もちろん富澤さんがいらっしゃらない期間もあったとは思うのですが、長年のメディア事業の中で周辺環境が変わってきたなと感じることはありましたか?
富澤さん
この業界はすぐに色々な変化が起きる業界ではあるので、むしろ変化を感じないということがないと思います。なので常に最新の情報をキャッチアップするようにしています。
ただGoogleが発表しているように、ここ数年SEOではユーザーファーストの傾向が特に強くなってきていると思います。ユーザーにとってどれだけ有益なコンテンツを提供できるかという点は昔から変わらず、弊社はその点を大切に守ってきました。
A8.net編集部
会社として紹介したいプログラムの前に、まずユーザーにとってそれが本当に必要な情報なのか、ニーズに沿ったものなのかを大事にしているのですね。
例えば新たに記事作成する場合、キーワード選定や検索ニーズ、掲載するコンテンツ内容はどのように決めていますか?
富澤さん
これはオンライン英会話の特徴ではあるのですが、収益化しやすいコンテンツを考える際、検索する方の多くはどのオンライン英会話が良いかということを一番多く検索されていると思うので、ビジネス英語や短期集中型など、まずは目的別で本当に参考になるおすすめのオンライン英会話をご紹介しようということで、おすすめ記事を一通り作成しました。
体験レビューに関しましては、大変ありがたいことにお声掛けをいただくことが増えてきましたので、現在はご依頼を頂いて作成することが多いです。
A8.net編集部
最初の頃はむしろ「教えて!オンライン英会話」側から企業に対してお声掛けをして取材記事を作成していく流れが多かったのですか?
富澤さん
そうですね。一般的なユーザーと同じようにアカウントを作成し、無料体験を申し込み実際に体験するといった感じでした。
また、体験以外の切り口で記事作成する場合もあります。
例えばある企業様では、「キャンペーン」や「クーポンコード」といったキーワードが非常に多く検索されていました。そのためユーザーが求めているニーズとして認識し、調査をしてキャンペーンやクーポンコードの内容を説明した記事を作成したこともありました。
A8.net編集部
そういった場合だと、いわゆる「サービス名+キャンペーン」といった商標キーワードを軸に記事作成していった形でしょうか?
富澤さん
はい。あとは「料金」といった需要のあるキーワードを調査しまして、記事作成していくこともあります。
A8.net編集部
企業のサービス内容をもっと詳しく知りたい方に対して、サービスサイトでは伝えきれない領域のより踏み込んだ記事を作成していくということですね。
逆に「オンライン英会話」のような一般キーワードで訴求する場合はどのようにキーワードを決めているのですか?
富澤さん
例えば「オンライン英会話」単体であれば、オンライン英会話を始めるために何が必要かを調べたり、「オンライン英会話 初心者」などであれば、オンライン英会話は未経験だけど始めてみたいと思う方が何を調べているのかを調査して、そのニーズに応えるコンテンツを作成していく形になります。
「オンライン英会話 初心者」や「オンライン英会話 ビジネス」や「英会話 ビジネス」でもほぼ比較サイトが出てくるので、検索結果から見ても必然的にオンライン英会話に関しては比較記事に対してのニーズが高いのだと思います。
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プログラムの掲載を判断するポイント
A8.net編集部
広告主からの掲載依頼がある場合、特別報酬を条件に掲載のご相談が来るケースが多いと思うのですが、逆に通常報酬のみでも掲載する場合もありますか?
富澤さん
弊社のサイトでも既に掲載済みのサービスが多くなっている部分もあるので、例えば以前TOEICのコンテンツを作成した際、掲載依頼の話はなくともサービス内容を見て良いなと思ったら通常報酬で掲載してみるケースはありました。
今後も直接的にオンライン英会話を紹介する以外でも、別の切り口でオンライン英会話を紹介する際はこちらから最適なサービスを探して紹介させていただく場合はあるかなと思います。
A8.net編集部
メディアとして掲載したい方針が先行する場合は通常の成果報酬で掲載する場合もあるし、特別報酬で掲載する場合ももちろん多いということですね。
プログラムの掲載基準はどのようなものになるのでしょうか?
富澤さん
基本的には、サービスを実際に体験させていただきますので、レッスンの様子や、教材の豊富さ、講師の方の様子やシステムの使いやすさなどを考慮して、「ユーザーにおすすめしたい」と思ったサービスを掲載しています。
掲載のご依頼をいただいたサービスについては、サービス内容を細かく調査したうえで、ユーザーの目的に沿った記事でご紹介しています。
「オンライン英会話を紹介する記事に、学習アプリを紹介して欲しい」といった、テーマに沿わないご依頼の場合はお断りすることもありますが、代わりに別の掲載候補ページを提案させていただいたり、基本的にはこちらで各サービスの魅力を見出すことで最適な場所でご紹介できるように努めています。
ご依頼いただく分に関しては極力掲載できるように調整できればと考えています。
A8.net編集部
例えばオンライン英会話で比較記事を作成する場合は料金やサービス内容など、具体的にどういった点が比較の基準になりますか?
富澤さん
オンライン英会話のサービスは1つ1つ持っている特徴が全然違うので、「料金が安いからいい」とか「高いからオススメできない」といった感覚とは少し違います。
ユーザーも学習目的がそれぞれ違っていて、「高いけど早くに英語スキルを身につけたい」、「できれば料金を抑えて長く続けたい」といった方もいらっしゃるのでサービス内容だけを見て良し悪しというのは決められない部分があります。
そのためユーザーの目的に沿っているかどうかを見極めてテーマごとにおすすめの度合いを決めています。
A8.net編集部
1つの基準ではなく、まず最初にユーザーがいて、そのユーザーが求めるものが何かという基準が変わるので、その基準に沿って最適なものを提案していくということですね。
広告主からの掲載依頼があった場合、主に新規記事作成と既存記事へ差し込みの2種類があると思いますが、掲載基準に違いはありますか?
富澤さん
特に違いはなくて、あくまでユーザーニーズに沿っているかもありますし、掲載の依頼をいただく場合は企業様側でも「こういったターゲットに訴求したい」というイメージがあると思うので、その内容をお伺いしてニーズがある方達にお届けできればと考えています。
新規作成が必要であればもちろん作成しますし、既存記事に掲載する方が良い場合は掲載する場合もあり、臨機応変に対応しています。
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資格保有者の目線による情報のきめ細かさ
A8.net編集部
ありがとうございます。では続いて記事内容について伺います。
編集部でもTOEICスコア900点超えや英検1級合格など資格を持ったメンバーが在籍しているとのことですが、情報の信憑性・正確性についてはどのような体制を敷いていますか?
富澤さん
当サイトでは、執筆者のスコア表の実物写真を掲載することで、資格保有者であることを証明しています。
「教えて!オンライン英会話」の編集部プロフィールでは、TOEICなどのスコアをお持ちの方は獲得したスコアの実物写真を撮っていただいて、個人情報を保護した状態でサイト上に掲載しています。
オンライン英会話の体験に関しては実際の体験時のお子さんの後ろ姿や受講者の方のキャプチャーや写真を掲載しております。
A8.net編集部
ちなみに新しくライターさんを起用する際もTOEICや英検といった資格やスコアを持っている方が迎え入れる基準の1つになっていたりするのですか?
富澤さん
そうですね、そちらはかなり重きを置いていまして、少なくとも英検準一級をお持ちの方に執筆していただきたいなと考えております。また、前述のようにスコアをサイト上に開示できる方という点も基準としています。
A8.net編集部
実際に英語のスピーキングやライティングなども採用試験の項目に入っているのですか?
富澤さん
いえ、すでに資格は取得しているのでスキル自体は直接確認はしません。どちらかと言うと資格を獲得した過程や努力をいかに分かりやすくお伝えできるかというところを重視しています。
「教えて!オンライン英会話」は問題の解き方を伝えるというよりは、どういう勉強をしてどうすれば合格点を取れるかというところを意識しています。なのでその過程をうまく説明できる方、経験が豊富な方かどうかがメインの基準かなと考えています。
A8.net編集部
ありがとうございます。
では続いて貴社サイト運営で気を付けていることや注力しているポイントがあれば教えてください。
富澤さん
「教えて!オンライン英会話」ほど、細かいところまで行き届いたコンテンツを提供しているサイトは他にはないと自負しています。
弊社のコンテンツは基本的に1記事1記事のボリュームが非常に多くなっています。
オンライン英会話以外の案件によっては、すぐに判断して申し込めるような仕組みになっているコンテンツの方が申し込みに繋がりやすい場合もありますが、オンライン英会話についてはじっくりと比較検討してから申し込む方が多いようです。ヒートマップを見ると、3万文字を超える長いTOP記事でも、最後まで読んでくださるユーザーもいらっしゃいます。
徹底的に調査をしている分、どうしても情報量が多くなってしまうのですが、実際に体験をして、細かい点まできちんと伝えることで、お申し込みにつながっているのではないかと考えています。
A8.net編集部
TOPページは最初から3万文字をイメージして作成されていたのか、それとも記事のリライトを続けていった結果、現在のボリュームになったのかでいうとどちらになりますか?
富澤さん
最初は確か10社くらいの比較記事だったのですが、色々な掲載のご依頼などもいただいて現在は18社くらいになっていて、結果的に3万文字になったというのが正しいです。
だからといって上から下まで全部読まなければいけない形になっているのではなく、最初に比較表を掲載し、その比較表から興味がある部分をクリックすれば詳細が見られるという構成にしています。なので早く決めたい方もじっくり検討したい方も情報が得られるように工夫しています。
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常に新鮮な情報をユーザーに届けるために
A8.net編集部
作成した各記事に対しては、どのような指標をみてリライトや効果改善を行っていますか?
富澤さん
弊社としても常に最新の情報を提供するというところは心がけていて、特にオンライン英会話の場合は1ヶ月に1度はキャンペーンを打つことが多いので、そういった内容を随時更新して最新の情報を保っています。
検索上位に表示されているにもかかわらず、お申し込みにつながっていないコンテンツは、リライトを行うようにしています。
ユーザーが「無料体験レッスンを受講したい」と思うタイミングで、サービスへの誘導ができていない可能性があるので、そういった点を中心に改善を行います。
また、検索上位に表示されないコンテンツについては、ユーザーの意図とズレた内容になっていないか、不足している情報はないかを再調査してリライトを行います。
A8.net編集部
記事をリリースしてどのくらいの期間で順位推移を見た後にリライトの判断をされるのでしょうか?
富澤さん
明確な期間は決めていないのですが、1ヶ月程度は見ているかなと思います。
A8.net編集部
ちなみに先ほどキャンペーンという話が出ましたが、各オンライン英会話で展開されているキャンペーンの把握、管理はどのように行っているのでしょうか?
富澤さん
まず毎月、月初めに各オンライン英会話サービスのキャンペーン内容を調査して、最新のキャンペーンを把握します。
他にも各英会話サービスのSNSから情報をいただくこともあるので見つけ次第修正するといった感じです。サービス側から開催中のキャンペーンについてのメールが届くこともあるので、その際も随時修正するようにしています。
A8.net編集部
随時修正ということですが、そのあたりの情報のスピード感というのはやはり重要になりますか?
富澤さん
はい。月1回の調査は必ず実施するのですが、リライトに関しては1週間に1回程度行っています。新規記事作成よりもリライトの方が割合は多いと思います。
A8.net編集部
広告主からの連絡については、キャンペーンが終了したり、内容が変わったりといった修正対応もあるのでしょうか?
富澤さん
そうですね。ご依頼があった部分に関してはできるだけすぐに対応するようにしています。
A8.net編集部
広告主にとっては対応の早さが安心感に繋がる部分もあると思うので、その点は非常に広告主としても喜ばれるかもしれませんね。
例えば企業担当者へのインタビューなど、広告主側と協業して行った施策はありますか?
富澤さん
実際にインタビューの機会をいただいた企業様もいくつかございます。
今までもサービスを体験してみませんかといった話は多かったので、それに関してはサービスを体験後に必ず体験記事を作成しています。企業様によっては無料体験期間を延長してもらったこともあり、体験やインタビューに積極的にお力添えいただけると弊社としても細かいところを伺えるのでありがたく思っております。
なので今後もインタビュー等にご対応いただけるととても嬉しいです。また、キャンペーン情報が事前にわかるようでしたら、早めにご共有いただけるとスムーズにお力添えできるかと思います。
企業様もサービスをアップデートされると思うので、1年に1回など定期的に体験させていただけると、最新のサービスをユーザーにお届けできるので、お力添えいただけると幸いです。
A8.net編集部
1回限りの体験ではなく、そこからまたサービスが変わったときにユーザーが受ける感触も変わってくるので、また新たに情報提供の機会をいただきたいということですね。
体験記事やインタビュー記事を実施する場合は、成果報酬型のままで実施していますか?
富澤さん
そうですね。基本的には成果報酬型のままで実施させていただいております。
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「教えて!オンライン英会話」の今後とは
A8.net編集部
最後のパートとなります。
「教えて!オンライン英会話」について、今後注力していきたいことを教えてください。
富澤さん
今後はコロナ禍も少し落ち着いてきたのかなという印象があり、特にお子さんの場合だとオンラインだと集中できなかったり、直接外国人の方と接する機会が欲しいということもあるかと思うので、これを機に
オフラインの通学型の英会話教室も力を注いでいきたいと考えています。
また、派生サイトの「
教えて!英会話教室」では全国の英会話教室をインタビューさせていただいているのですが、まだ発展途上のサイトなので、こちらで通学型の英会話教室をもっと強化していきたいと考えております。
A8.net編集部
全国の英会話教室のインタビューが集約されているサイトであれば、サイトとしてもすごく大きな強みになりそうですね!
富澤さん
そうですね。現在は大きい企業様というよりは街の英会話教室さんを取材させていただくことがほとんどなのですが、各英会話教室ごとに特色や方針が全く違っていて、こちらとしてもすごく楽しみながら記事作成させていただいています。
今回は逆に取材される側なので、すごく変な感じがしました(笑)
A8.net編集部
確かにそうかもしれませんね!(笑)
では最後に、何か一言あればお願いします。
富澤さん
弊社では、1記事1記事とても時間をかけて丁寧に作成しております。そのため、記事の完成に時間を要してしまいますが、1記事に対して徹底的に向き合うことが、ユーザーや企業様に対する誠意だと考えております。
これからも、ユーザーと企業様をつなぐ架け橋としての役割を果たせるよう、精進いたします。
A8.net編集部
本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました!
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